暗闇で金縛り

 このところ、深夜に季節外れの金縛りに遭うことが多くなりました。

 寝ていると、身動きできないのです。
 さらに無理に動かすと、首やら手などが冷たい。

 自他共に認める「見えない、聞こえない」体質なのに。

 もちろん、猫が乗っていた、とかいうオチでもありません。(猫好きですが、そもそも不在が多いので、飼えません)

 しかし、ついに犯人がわかりました。

 なにしろ連日のこの寒さです。
 それでなくとも、掛け布団がもうン十年ものの、古いやつ。それも昔ながらの綿のものなので、やたら重いのです。
 しかも当然のことながら、保温性などはどこかへ消え去ってしまったような代物なので、仕方なく毛布を1枚、また1枚と重ねて行き、ついには恐怖の4枚重ね。
 金縛りどころか、拷問かと思うばかりの重さです。(泣
寝返りも打てず、無理に寝返りを打とうものなら、ズレて寒いことこのうえありません。
 暖房を入れればいいだろう、と言われそうですが、乾燥して喉をやられるので、配備しているオイルヒーターは、タイマーで明け方からじゃないと点けないのです。

 そんなわけで、諦めて掛け布団を買ってきました。ド○キでですけど。

 いちおう、羽毛布団なので、これまでなんだったのかと思えるほど軽いです。
 安物なので、そんなに驚異的に暖かいわけではありませんが、それでも金縛りから開放されただけでもじゅうぶんです。(笑

氷の不思議

 昨日も書きましたが、道内は順調に冷え込んでおります。(泣

 まあ、寒い寒いと文句を言ったところで、暖かくなるわけではないので、諦めてがんばりますが。
 そんな冷え込んだ朝、現場近くの公園にある、池を覗いてみますと。
 もちろん池には、人が乗れそうな氷が張っていました。いや乗りませんけど。(笑

 その氷に、底からのガスの影響なのでしょうか、たくさんの輪で、ちょっと不思議な模様ができていました。

 多分に、凍り始めた時にちょうど気泡が上がってきた、とか、いくつかの条件が重なると、こういうふうになるのでしょうね。
 でもなぜこんな模様ができるのか、ちょっと謎です。

 で、それより不思議だったのがこれ。

 氷の上に、氷の破片がふたつほど乗っていますが、池はほぼ全面が結氷していましたし、辺りに氷が落ちそうな、木が覆い被さっていることもありません。

 この氷は、いったいどこから来て、どうやってここに乗っているんでしょうね。
 誰かが投げ入れた可能性もゼロではありませんが、あまり人通りのありそうな公園ではありませんし、辺りにこんな氷が張っているような水たまりもありませんでした。

 これまた謎です。

 冬の神様がちょっといたずらしたのでしょう、などという、メルヘンチックなことを書いても似合わないので、やめときますね。
書いてますけど。

早くも寒の底?

 先週末から、それまでの暖かさはどこかへ旅行にでも行ってしまったかのように、寒い寒い真冬日が続いています。寒暖差が激しすぎるので、身体がついて行っていないこともありますが、まるで2月くらいの寒さの底のような感じです。

 いくら冬は寒い方が冬らしくていいと思っていても、連日マイナスふたケタが続くのは、さすがにしんどいですねえ。
 さすがにストーブの火力を上げないわけには行かないですし、パネルヒーターなども併用するので暖房費がかさむのは必至で、お財布の方もかなり寒くなりそうです。(泣

 ただ十勝の冬らしく、晴天が続いているので、道路はところどころアイスパッチが残るものの、幹線路であればアスファルトも顔を出しているので、車で走るのには、さほど支障はありません。

 が。それをいいことに、タイヤを10月末に換えたポンコツのままにしてしまっています。

 もちろんスタッドレスなのですが、昨年まで6シーズン酷使したものを、根雪になるまでの繋ぎとして履かせているのですが、前述のような状況なので意外と普通に走れますし、交差点前のミラーバーンは、それこそかなり用心して進入しています。

 とは言え、新しいタイヤも準備済みですし、この週末は所用で札幌に出かけるため、峠越えをする予定もあるので、ここでケチって事故でも起こそうものなら、元も子もありません。
 なんとか時間を作って、交換するとしましょうか。

スースー

金曜の積雪では、今シーズン初の除雪を行いました。

 夜中には、町の除雪車も出動し、取り付け道路の除雪もされたようです。

 そんなわけで、土曜の朝に再度除雪作業をしていますと。

 気付いてしまいました。

 古い建物なので、側面には昔ながらの縁の下通気用に、シャッター付きの換気口があるのですが。
 ものの見事に全開です。(笑

 本来だと、ストーブを焚き始める時期には閉めておくのですが、今年に限っては秋が暖かだったのですっかり忘れていました。

 ちなみにこの換気口、昭和の建物ならではでしょうね。下の方にあるレバーを操作すると、シャッターが閉じられて風の通りを防ぐ仕組みになっています。なので、これを閉めておかないと、当然風が抜けるので床が冷えます。

 そしてこれが全体で6カ所付いているのですが、全部閉め忘れていました。

 どおりで、今年は妙に床暖の効きが悪くて、なんとなく寒いと感じていたわけです。(笑

本隊到着

 先月、お願いしておいたせいか、このところ十勝は平穏でした。

 が。

 なんと言っても12月です。来ないわけにはいかないとばかり、ついに本隊がやって来てしまいました。

 昨日の夜から降り始め、朝には道路もすっかり圧雪路。

 なにかですね、昔だとさらっと白くなるくらい、が、数回あって、日中はお日様で融けたりして、その繰り返しでだんだんと根雪になったものですが、最近はいきなり大隊でご到着、が多いような気がします。

 そんな中、出かけたところ、前方がずいぶんと混んでいます。

 朝方の時間帯でもあり、みなさんこの雪で慎重に走っているのだろうな、と思っていたら。

 あちゃー。

 トレーラーがスリップして、坂を登れないようです。

 道内では、冬の峠でたまに見かける風景。
 昨今話題になっていた、積雪時のチェーン装着義務の検討は、北海道においては見送られたようですが、こと大型車に関しては検討してもいいのでは、と、ちょっと思ってしまったのでした。

 明日からも、マイナス気温の真冬日が続くようですので、このまま根雪になるかもしれません。
 シーズン始めで、感覚もまだ戻っていないこの時期、どうぞみなさまもじゅうぶんにお気を付けください。

川の神様

 十勝川沿いの、とある橋の河川敷へ足を踏み入れてみますと。

 なぜか鳥居が立っています。

 しかし、鳥居の向こうには、河川敷と川。
 社殿などはありません。

 いわれを記したものも、なにも立てられていません。

 まあ、鳥居そのものが、神界と人間界との境を示す門であるので、もしかすると、川の神を祀っているのかも知れません。

 それとも、鳥居は比較的新しく見えるので、これから社殿を作るのでしょうかね。

 とは言え、祠社もないので、本当に謎です。

お客さまふたたび

 日中、外で片付け仕事をしておりますと。

 なにか視線を感じて振り返ってみました。

 お隣さんのポーチに立つ、このシルエットは「お客様」ですね。

 慌ててコンデジを取りに行きましたとも。(一眼まで準備するのは無理でした) 

 立ち上がり、辺りを見渡して警戒しています。
 と、お隣さんの車の横で、木の実のかけらでも見つけたのでしょうか、カリカリと音を立ててお食事中。

 しかしさすがは野生なのか、カメラを構えたとたん、気配を察知してすぐ移動してしまいました。

 あわててその姿を追ってみると、庭を横切ってジャンプ!奇跡的に1枚だけ撮れていました。

 道路上でも、一瞬立ち止まって、辺りを警戒する用心深さ。

 実はどうも同じ個体らしく、姿はそこそこ見かけていたのですが、何しろ動きが素早いので、次の瞬間には消えてしまっていました。

 こんなに姿を見せてくれたのは、たぶん初めてです。
 冬ごもりに備えて、食料調達に忙しいのでしょうね。
 別に取って食いやしませんから、また写真を撮らせて欲しいものです。

 モデル料出さないとダメですかね、やっぱり。(笑

赤煉瓦

 赤煉瓦、と言えば、有名どころでは、道庁でしょうか。
 冬の寒さに耐えうる強さから、北海道では古い建物の象徴で、昭和の時代は公営住宅尚などでもよく見かけたものですが、本州にはほとんどありません。

 先日、清水町の現場に出向いた帰り、この赤煉瓦で作られた会館を見かけました。

 地域の会館は、田舎ではよく見かける建物ですが、煉瓦造りは珍しい。
 地元の方の手作りであろう看板も、かなりいい味を出しています。

 なおかつ、かなりおしゃれに一段だけを斜めに積んでいるのも、目を引きます。

 煉瓦にも様々な積み方があると、聞いたことがありますが、この建物そのものが、職人ではなく、実際ここを使う、地元の方の手によるものであろうつくりです。

 そういえば、昔の酪農家では、こういう煉瓦造りの倉庫も良くありました。

 会館も、いつ頃建てられたものなのかはわかりませんが、倉庫の流れで、煉瓦で作ろう、ということになったのかも知れません。今でもなお、使われている様子が伺えましたので、まだまだ活躍しそうですね。

消えた一時停止

 帯広市内。帯広・広尾自動車道の芽室帯広IC近くの市道。
 たまにここを通るのですが、先の十字路がやや角度の付いた、変則交差点になっています。

 以前からこの交差点は、進行方向、交差する道路共に一時停止があったのですが。

 昨日通ってみると、その一停が、忽然と消えていました。

 よく見ると、交差点の一時停止標識に、シートがかけられ、隠されています。

 どうやら、交差する道路の改修に伴い、東西に走る道路側の一時停止が廃止されたもようです。
 まあ、今までこの一停、どれだけ意味があるのかかなり疑問だったので、やっとまともになった感がありますね。

 道路の停止線も消されていました。

 が、長年ここの一停は、近くの建物の陰でパトカーが張っていて、取り締まりをしていることが多かったこともあり、通る車もみな、未だ一時停止していました。

 これ、一停を廃止したなら、もっと目立つ看板で周知させないと、これからの凍結路の時期、却って追突事故が増えるのではと、心配もしています。

 

※撮影は、安全な場所へ車を駐車し、徒歩で歩道から撮影しています。