暗闇で金縛り

 このところ、深夜に季節外れの金縛りに遭うことが多くなりました。

 寝ていると、身動きできないのです。
 さらに無理に動かすと、首やら手などが冷たい。

 自他共に認める「見えない、聞こえない」体質なのに。

 もちろん、猫が乗っていた、とかいうオチでもありません。(猫好きですが、そもそも不在が多いので、飼えません)

 しかし、ついに犯人がわかりました。

 なにしろ連日のこの寒さです。
 それでなくとも、掛け布団がもうン十年ものの、古いやつ。それも昔ながらの綿のものなので、やたら重いのです。
 しかも当然のことながら、保温性などはどこかへ消え去ってしまったような代物なので、仕方なく毛布を1枚、また1枚と重ねて行き、ついには恐怖の4枚重ね。
 金縛りどころか、拷問かと思うばかりの重さです。(泣
寝返りも打てず、無理に寝返りを打とうものなら、ズレて寒いことこのうえありません。
 暖房を入れればいいだろう、と言われそうですが、乾燥して喉をやられるので、配備しているオイルヒーターは、タイマーで明け方からじゃないと点けないのです。

 そんなわけで、諦めて掛け布団を買ってきました。ド○キでですけど。

 いちおう、羽毛布団なので、これまでなんだったのかと思えるほど軽いです。
 安物なので、そんなに驚異的に暖かいわけではありませんが、それでも金縛りから開放されただけでもじゅうぶんです。(笑