砂紋

 十勝川のとある橋のたもとに降りてみた時のことです。

 川の真ん中に見えますが、この付近はかなりの浅瀬。長靴で歩けるので、橋脚付近の砂州へ上がってみました。

 上流側、橋脚付近には、砂紋ができているのが見受けられました。

 川の流れによってできたのでしょうね。
 実に不思議な模様です。

 これだけ見ると、なんだか砂丘を俯瞰で見ているようにも思えます。

 しばし飽きずに眺めてしまいました。
 自然って、ほんと不思議です。

飛びます飛びます(飛びません)

 上士幌町の町道をたまに走ります。陸別、足寄方面へ向かう際に、国道の裏道として、交通量も少なく、景色も良いので好んでいるのですが。

 その道上に、見えてくる建物が、あるものに見えて仕方ありません。

 もう少し近寄ってみましょう。

 なにか飛び立ちそうに見えるのは私だけでしょうか?

 これ実は、リサイクルセンターの建物ですが、さらに近寄ると、ごく普通の建物になってしまいます。

 どうもですね、この位置からのこの屋根の角度と、壁の配色がそうさせるようです。

 どうせなら、もっとそれらしく似せて造れば名所になって面白かったのに、などと、勝手なことを想像していますが。(笑

一方向だけ

 とある場所の交差点で、信号待ちをしている時に、気付きました。

 この交差点、進行方向で信号が違うのです。

 東西方向に向かう車線は、新しいLED式の信号機。

 けれども、南北方向は古い電球式のままなのです。

 昨今普及が進むLED式の信号機ですが、同じ道路でも、交差する通りによってなのか、細心のLED式だったり、古いままだったりすることはよくありますが、同じ交差点で新しいものと古いものが混在しているのは、ちょっと珍しいのではないでしょうか。
 もしかすると、東西方向側の信号機が壊れてしまったので、やむなく一方向だけ新規のものに取り替えた、とかかも知れません。

 いやまあ、だからといってそれがどうした、的ネタですが。(笑

 世の中、信号機マニアという趣味の方もいらっしゃるそうですが、消えゆく電球式の信号機は、そのうち貴重なものになるかもしれませんね。

氷上の祭り

今年も糠平湖で行われた、氷上トライアルを観戦に行って来ました。

 今回で41回を数える、伝統の競技会です。

 氷の厚さも50cm以上あったそうですが、それにしても競技車両の他に、メンテナンスをするサービスカーなども含め、100台近い車両が乗って、さらに全開走行しても、振動すらないのはすごいですね。
 なので、氷上だと言うことはまったく意識せず観戦できます。

 車両クラスもさまざまあり、街中を走っている普通の車から。

 ダートトライアルの全日本選手権に参戦している、バリバリの競技車両まで走行しています。

 もちろん公認競技なのですが、どことなくのんびりしていて、みなさん氷上走行を楽しまれていて、お祭りのような雰囲気がいいかんじです。

 タイヤはスタッドレスのクラスもありますが、こんなすごいスパイクタイヤを履いた車両も多いです。
 これに踏まれたら、痛そう…。(痛いでは済みませんが)(笑

 もちろん、こんなタイヤで公道走行は厳禁なので、このようにタイヤを積んできて、交換してから走ります。

 そしてかつて一世を風靡した、ちょっと懐かしい車が、元気に走っている姿を見られるのも楽しみのひとつ。

 有名人も来ています。というか、毎年参加して盛り上げてくださっているのは、ラリー好きの俳優、哀川翔さん。

 見事に晴れ渡った快晴の空ですが、さすがに冷え込みも厳しく、風はちょっぴり冷ため。でも、競技開催には、路面が締まって走りやすくなるので、良いコンディションだったようです。

 しかしさすがに身体が冷えたので、帰りには、久々に糠平温泉のお湯を楽しんできました。
 競技観戦の方や、参加されていた選手の方も来ていて、温泉は賑わっていましたね。

 十勝の観光イベントとしても、定着しているのが嬉しい限りです。

休みませんか

 車で移動中、道の駅で昼休憩にしました。

 日差しが強く、エンジンを停めていても車内はぽかぽか。

 お気に入りのラジオ番組を聴きながらお昼を食べて、午後1時の時報とともに、さあ行くぞ、と、エンジンをかけようとした瞬間、ナビがひと言。

 「そろそろ2時間です。休憩しませんか」

※画像はイメージです

 …気合いそぐようなこと、言うなよ。(笑

遠慮の年?

 今年の冬は、幸いなことにと言うか、むしろ怖いくらいに雪が降っていません。

 昨年は年前に2度ほどドカ雪が来て、年明けからも何度か雪かきをしましたが、今年に限っては、年前と、明けてからそれぞれ2度ほどずつ、それも軽いもので済んでいます。

 オホーツク海側では大雪警報も出た今回も、昨夜からの雪には覚悟しましたが、意外と積もらず終わってくれました。

 どうも今年は雪の女神か、コサック寒気団かが、遠慮しているように思えてなりません。
 冬の前半降らないと、後半でドカ雪が来て、結局積雪量はさほど変わらなくなる、という話も聞くので、ちょっと戦々恐々としているのですが。

 今後は遠慮をやめて、2月から本気出す、とか、リミッター解除、とかは、どうか切にご遠慮願いたいものです。はい。

喫茶とパーラー

 年明け前に、旭川へ行った時のことです。
 信号待ちでこの建物が目に入りました。

 もう営業はしていませんが、はて、喫茶とパーラーって同義語ではなかろうか、と、頭の中に?マークが点灯しました。

 しかしよく考えると、パーラーは現在で言うスイーツカフェのことですね。
 昔は、今は死語になった「純喫茶」なんて呼称もあり、コーヒー専門の店との区別のためだったのでしょうか。

 喫茶はともかく、パーラーと言うと、最近の方はパチンコ屋をイメージするかもしれません。

 ともあれ、営業していた頃の店内は、おそらく昭和感たっぷりだったことでしょう。
 もしやっていたら、入ってみたに違いありません。(笑

スーパー過ぎてます

 昨日の夕方、車の中から月を見て、ずいぶん明るいなあと思っていたのですが。
 今日も月がきれいだなあ、満月かな、などとのんきに思っていたら。

 新聞読んで気づきました。
 昨日がスーパームーンだったそうです。

 しかし、実のところ「スーパームーン」とは、天文用語ではないそうで、その定義もはっきりしていないのです。
 つまり、月が地球に最も近くなっているわけではなく、月が大きくはっきり見えればスーパームーンなわけで。

 ちなみに地平線上近くの月が大きく見えるのは、山などの対象物があるために大きく見える錯覚で、実際は頭上にある時の月の方が、距離としては近いのだとか。

 ともあれ、過ぎちゃってますが、今宵の月もまだまだきれいです。

 晴れの日が多い十勝は、月の恩恵も受けているなあ。と、自分のタイミングの悪さをなかったことにしています。(笑

猫の個展

 帯広市内に、猫の保護を目的としたCat Cafe Wishさんという猫カフェがあります。

 そこで、以前にも紹介させていただいたことのある、知人の古山さん夫妻が個展を開いているので、行ってみました。

 「Poohfoohfoohてん」といい、猫の絵画を中心に展示されています。

 額を持った、猫のクラフトがユーモラス。

 個性あふれる展示方法には、いつも感心させられます。

 と、なんとこんな「猫神社」もあって、おみくじを引くことができます。

 さっそく引いてみました。うーん。深いお言葉。(笑

 作品のポストカードや、クラフトの販売もされており、思わず手に取ってしまったこちらを購入してしまいました。これも深いなあ。(笑

 個展の閲覧は無料ですが、本来は猫カフェですので、たくさんの猫と触れ合うこともできます。(10分で700円)
 展示スペースには、バンダナの似合う黒猫さんがいて、出迎えをしてくれました。

 ちなみに触れ合いスペースには、あえて足を踏み入れませんでした。お金をけちったのではなく、この後予定があったので、入ったら最後どの子もみなかわいいので、動けなくなりそうだから。(笑

 そんなわけで、遅きに失した感が大きいですが、Poohfoohfoohてんは、今月いっぱい行われています。
 帯広へお越しの際は、ぜひCat Cafe Wishさんに寄ってみてください。

吹き荒れる

 昨夜から今日の夕方にかけて、十勝は大風が吹き荒れました。

 今朝は日勝峠を越えましたが、目指す山も大風で霞んでいます。

 陽は差しているものの、表層の雪が飛ばされ、地吹雪状態。ついでに畑の土まで飛ばされているところもあります。

 晴れていた十勝と違って、予想通り、日高側は吹雪となりました。

 晴天が続く冬の十勝は、日高山脈に守られているのだなあ、と、改めて感じます。