トレスアニョス展2019 -3-

 今日はトレスアニョス展の作品をご紹介いたします。
 と言っても、かなり多数の作品が展示されていますので、ご紹介できるのはごくわずか、個人的にこれはと思ったものだけになりますが。

 今回のテーマは「わたしのおどうぐばこ」。
 木工の作品が、心なしか多いように感じました。 


 ここは幼稚園時代ステージだった場所。
 籐籠作家の松岡えりこさんの作品です。


 こちらは、靴の作品。
 鮭の皮や古いコートを利用したものなど、ちょっと変わったものもありました。


 こちらは金属工芸。さまざまな「人」をテーマにしています。


 展示室の中央に座るオブジェ。
 子供たちをあらわしているのでしょうか。


 こちらはお椀などの展示。
 特に、左奥に並べられたものは、幼児期からの成長期に合わせた大きさのもので、人生になぞらえて「お椀の一生」というタイトルが付いていました。


 こちらはまだ組み立ての途中のようです。もう完成しているでしょうね。
 どんな作品になっているのか、楽しみです。


 販売のコーナーもあります。お気に入りを見つけてはいかがでしょうか。

 ざっと駆け足で紹介してみました。まだまだ作品はたくさん展示されていますので、実際に会場で、お気に入りの一点を見つけてください。

 トレスアニョス展は、6月23日まで開催しています。お近くの方、ご興味を持たれた方は、ぜひ会場へ足を運んでみてください。入場無料です。

 詳しい案内は↓をどうぞ

 ようこそトレスアニョスの世界へ

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トレスアニョス展2019 -2-

 ということで、昨日に続き、今日はPoohfoohfoohの古山さんの作品をご紹介いたします。

 ここは奥さんの幹さんのギャラリーです。大きな木の絵と猫のイラストが中心になっています。

 壁に掛けられた、楽器を持った幻想的な猫たちの絵には、物語が付けられています。
 中央のオルガンに座る女性は弾いているのではなく、楽譜立てに掛けられた物語を読んでいるところです。

  そして旦那さんの一彦さんの作品は、会場の案内などにも使われています。 

 

 このおしゃれでちょっとユーモラスなかんじが、トレスアニョス展らしくていいですね。

 実は、会場入り口からすぐに、作品が展示されているのです。
 会場の玄関に靴脱ぎのスペースがありますが、その靴箱の上にずらりと作品が並んでいるので、見落とさないように気をつけてくださいね。

 たくさんのユーモラスな作品は、見ているだけで顔がほころびます。

 個人的にツボにはまったのは、これ。(笑
 表情がたまりません。

 というわけで、また写真が多くなったので、そのほかの作品は、明日のブログに続きます。(笑

 トレスアニョス展は、6月23日まで開催しています。お近くの方、ご興味を持たれた方は、ぜひ会場へ足を運んでみてください。入場無料です。

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トレスアニョス展2019 -1-

 先週ご案内したように、6月14日からトレスアニョス展が始まりました。

 ということで、15日にさっそく行ってみました。

 入り口のユーモラスなイラストの注意書きは、Poohfoohfoohの古山さん作。
 これ自体が作品のようですね。

 会場は旧双葉幼稚園なので、中央の元遊戯場がメインホールになっています。

 ちなみにこの通り、撮影OKなのです。

 中央で迎えるのは、十字型をした大きな棚。
 反対側から覗いてみても楽しめます。

 そのホール中央に置かれているのは、幼稚園時代に使われていたという、古いオルガン。実際に鳴らして、ホールでの響きを体験することができます。

 こちらの西保育室には、Poohfoohfoohの古山幹さんの作品が展示されていますので、さっそく行ってみましょう。

 と、いうところで写真が多くなったので、明日のブログに続きます。(笑

 トレスアニョス展は、6月23日まで開催しています。お近くの方、ご興味を持たれた方は、ぜひ会場へ足を運んでみてください。入場無料です。

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トレスアニョス展が始まります

 十勝の作家さんが集まって合同展示会を行う、トレスアニョス展が今年も開催されます。

 今回のポスター画は、Poohfoohfoohの古山幹さんによるもので、会場となった元帯広双葉幼稚園です。大正期に建設され、現在は重要文化財指定建物となっていますので、展示会そのものはもちろん、この建物を見るのも楽しみにしています。

 毎回異なるテーマで展示されますが、今回は「わたしのおどうぐばこ~ものづくりのはじまり」というテーマで、大きな家具から、ちいさなフェルト小物まで揃うとのこと。

 先日は、地元紙でも紹介されました。

 ちなみに昨年の様子は、こんなかんじ

 私もこの週末、時間が取れればぜひ行こうと思っています。

 開催期間は明日6月14日(金)~23日(日)まで。
 入場無料です。

 詳しい案内は↓をどうぞ

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 私も毎回楽しみにしている展示会なので、猫の爪先ほどの微力ですが、宣伝させていただきます。(笑

3日生まれが奏でる

 週末は、またライヴを聴きに行って来ました。

 道内各地で活動を続けているユニット、TrrsDiasParto(トレス・ディアス・パルト)さんのライヴです。

 メンバーはフルートの大島さん、ピアノの橘田さん、そしてカホンの佐藤さん。

 この3名からなるユニットの名前「トレス・ディアス・パルト」とは、スペイン語で「3日生まれ」のことだそうで、このお3方とも、月は違えど生まれ日が3日なのだそうです。
 今回は、5枚目となるアルバム「ヴィアヘス」発売記念のライヴなのでした。

 当初フルートと聞いて、穏やかなスローテンポの曲が中心なのかと思いきや。

 これがいい意味で予想を裏切る、激しいラテンのリズム。
 フルートって、こんなに力強い音を奏でるのだと、驚きです。
 これがピアノの爽やかな音と、そしてカホンのリズムに乗って、実に素晴らしい演奏でした。

 中でも、カホンは、ちゃんと聴いたのはたぶん初めてに近いのですが、あまりに多彩な音を奏でるので、最初はシーケンサーと連動した電子楽器なのではと思ったほどです。
 しかし、演奏者の佐藤さんに伺うと、まったくのアナログな楽器なのだそうで。

 さらには、こんな楽器も披露してくれました。

 なんとも摩訶不思議な形のこの楽器「ハンドパン」と言うそうです。
 まだ登場して20年ほどしか経っていない新しい楽器なのだそうですが、その形状同様、奏でられる音も、なんとも幻想的なものでした。

 なお、6月にはハンドパンをメインとしたCDが発売され、9月にはハンドパンのライヴツアーを行うそうです。

 このところ、ちょっと精神的に疲れ気味でしたが、まさに癒やされるライヴだったのでした。

アニマルパワー

 過日のことですが、ライヴを聴きに行って来ました。

 昨年11月にも聴きに行った、アニマルパワーブルースバンドのechosさんです。

 今回の会場は、帯広の居酒屋、彩乃さんで、こぢんまりとしたお店ゆえに、客席とステージはこの近さ。まさにかぶりつき。(笑
 演者用椅子の赤い座布団が、雰囲気を盛り立てます。

 リーダーで、ギターとヴォーカルの藤本さん。

 繊細なドラムは今回も佐藤裕一さん。

 そしてパワフルなベースは、ご存じ我らがTANK宮本さん。

 演奏しているみなさんも楽しそうで、暖かないいライヴでした。

 会場のMCで知った、驚きの動物王国浜中の閉鎖。そのため、藤本さんは故郷の北九州へ帰られるのだそうです。

 しかし、echosは絶賛全国ツアー中。北海道は終了し、現在は関西をツアー中ですが、北海道にもまた来てくださるそうです。

 ライヴスケジュールはこちら

 おまけ。
 ライヴの合間にドラムの佐藤さんが見せてくれた、UFOのような不思議な楽器。

 パーカッションの一種で、ハンドパンと言うそうです。ブラス製なので、スティールパンに似た、トロピカルな音色が魅力でした。

 そんな佐藤さん、あちこちのバンドから引っ張りだこな方で、ブルース以外にも様々なジャンルを演奏されています。
 これから道内各地で、様々なライヴに参加されるそうです。

 ライヴスケジュールはこちら

氷灯の夜

 今日は、世間一般的にはバレンタインデー…ですが、わが芽室町にとっては、同時に「氷灯夜」の日でもあります。

 氷灯夜とは、芽室公園で約5000個ものアイスキャンドルが灯されて、幻想的な空間が作られるお祭りで、今年で実に29回目となります。

 仕事帰りに、会場へちょっと寄ってみましたが、今年もたくさんの人々で賑わっていました。

 氷灯夜は、本日1日だけのイベントですが、この規模と準備にかける大変さからすると、ちょっともったいないような気もします。

 でも、バレンタインデーの夜、たった1夜だけ、というのがむしろ良いのかも知れませんね。

氷上の祭り

今年も糠平湖で行われた、氷上トライアルを観戦に行って来ました。

 今回で41回を数える、伝統の競技会です。

 氷の厚さも50cm以上あったそうですが、それにしても競技車両の他に、メンテナンスをするサービスカーなども含め、100台近い車両が乗って、さらに全開走行しても、振動すらないのはすごいですね。
 なので、氷上だと言うことはまったく意識せず観戦できます。

 車両クラスもさまざまあり、街中を走っている普通の車から。

 ダートトライアルの全日本選手権に参戦している、バリバリの競技車両まで走行しています。

 もちろん公認競技なのですが、どことなくのんびりしていて、みなさん氷上走行を楽しまれていて、お祭りのような雰囲気がいいかんじです。

 タイヤはスタッドレスのクラスもありますが、こんなすごいスパイクタイヤを履いた車両も多いです。
 これに踏まれたら、痛そう…。(痛いでは済みませんが)(笑

 もちろん、こんなタイヤで公道走行は厳禁なので、このようにタイヤを積んできて、交換してから走ります。

 そしてかつて一世を風靡した、ちょっと懐かしい車が、元気に走っている姿を見られるのも楽しみのひとつ。

 有名人も来ています。というか、毎年参加して盛り上げてくださっているのは、ラリー好きの俳優、哀川翔さん。

 見事に晴れ渡った快晴の空ですが、さすがに冷え込みも厳しく、風はちょっぴり冷ため。でも、競技開催には、路面が締まって走りやすくなるので、良いコンディションだったようです。

 しかしさすがに身体が冷えたので、帰りには、久々に糠平温泉のお湯を楽しんできました。
 競技観戦の方や、参加されていた選手の方も来ていて、温泉は賑わっていましたね。

 十勝の観光イベントとしても、定着しているのが嬉しい限りです。

猫の個展

 帯広市内に、猫の保護を目的としたCat Cafe Wishさんという猫カフェがあります。

 そこで、以前にも紹介させていただいたことのある、知人の古山さん夫妻が個展を開いているので、行ってみました。

 「Poohfoohfoohてん」といい、猫の絵画を中心に展示されています。

 額を持った、猫のクラフトがユーモラス。

 個性あふれる展示方法には、いつも感心させられます。

 と、なんとこんな「猫神社」もあって、おみくじを引くことができます。

 さっそく引いてみました。うーん。深いお言葉。(笑

 作品のポストカードや、クラフトの販売もされており、思わず手に取ってしまったこちらを購入してしまいました。これも深いなあ。(笑

 個展の閲覧は無料ですが、本来は猫カフェですので、たくさんの猫と触れ合うこともできます。(10分で700円)
 展示スペースには、バンダナの似合う黒猫さんがいて、出迎えをしてくれました。

 ちなみに触れ合いスペースには、あえて足を踏み入れませんでした。お金をけちったのではなく、この後予定があったので、入ったら最後どの子もみなかわいいので、動けなくなりそうだから。(笑

 そんなわけで、遅きに失した感が大きいですが、Poohfoohfoohてんは、今月いっぱい行われています。
 帯広へお越しの際は、ぜひCat Cafe Wishさんに寄ってみてください。

旅の巨人

 お休み中に、道立帯広美術館で行われている、松浦武四郎展を観に行ってきました。

 北海道150年事業、松浦武四郎生誕200年記念事業だそうです。

 ご存じの方も多いと思いますが、松浦武四郎は、江戸時代後半から明治にかけて全国を旅し、ことに北海道には6度も訪れて、詳細な調査を行い「北海道」の名付け親として有名です。旅好きにとっては、大先輩に当たる人物の展示を観逃すわけにはいきません。

 さすが人気の人物展とあって、駐車場の混み具合からかなりの人出が伺えます。

 道立帯広美術館は、緑が丘公園の中、森の中の静かな環境にあるため、付近を散策している方も多く見られました。

 当然、展示物は撮影禁止なので写真はありませんが、国指定重要文化材クラスの文献などがずらり。

 特に驚いたのは、数々の地形や当時の風俗の巧みな描写能力でした。
 カメラがない時代のことです。様々なことを正確に描写できる能力がないと、調査にならなかったのでしょうね。
 当然江戸時代のことですから、移動はほとんどが徒歩。健脚であることも要求されますし、地元のアイヌと親しくなって案内をしてもらい、松前藩に虐げられていたアイヌの現状を幕府に訴えていたりもします。

 そんなわけでアイヌ文化にも強い興味を持ち、様々な風俗を記録したり、アイヌ語の辞典を作ったりもするので、語学力にも秀でていたようです。

 まさに天才。

 ロビーの床には、当時の地図が貼られており、上がってじっくり見ることができます。

 既に「十勝」の表記が見え。

 さらには「河西郡」の記述もあります。

 展示は重要文化材の展示期間制限の関係から、前期と後期に別れ、本日16日から2月11日まで後期の展示が行われます。

 展示内容もかなり変わるとのことなので、時間があればもう一度行ってみようと思います。

 北海道の歴史が垣間見える、見応えのある展示でした。