ずどん、と来る

 芽室町には「愛菜屋」という、JAが運営する直売所があります。

 安くて新鮮な野菜が販売されているので人気も高く、町外からも多くのお客さんが訪れます。
 生粋事務所からも比較的近いので、営業している夏場はお世話になっているのですが、さすがに今の時期はまだ露地物はほとんど出回っていないため、苗の販売が中心になっています。

 それでも貯蔵品のある芋玉葱は販売しているので、玉葱を買いに行きましたらば、山わさびが売っておりました。
 基本辛いものは苦手な方ですが、山わさびの風味は好きなので、さっそくお買い上げ。

 さしたる調理法など知らないので、オーソドックスにオン・ザ・ライスでいただこうと、すりおろしてみましたが、その最中から香りが濃いです。

 ちょっと足りないかな、でもまあ、またすればいいや、と、さっそく醤油をたらして口に運びますと。

 ずどん!

 まさにずどん、です。つーんなんて、かわいいものではありません。

 ひさびさに「脳天ぶちのめされた」感味わいました。
 思わず「うぉぉぉ…」と声が出てしまいました。

 強烈です。季節ものの山わさび。

 でもですね、当然のことながら、風味がすごく良いのですよ。
 まさにクセになる味で、悶絶しながら堪能しておりました。(笑