本日5月9日は「ゴクゴクの日」なのだそうです。
日付の語呂合わせから、おいしい飲み物をゴクゴク飲み、かつ、水資源に恵まれない地域でも水をゴクゴク飲めるよう水環境について考えようという日だそうで、今年で14年目。
れっきとした日本記念日協会の記念日です。
先月「よい風呂の日」の話を書きましたが、というわけで今回は飲み水。
世界に冠たる安全性を誇る、日本の水道水であっても安心はできません。
特に北海道の水道水の平均硬度は32.818と、全国でもかなり低めですが、しかしすべての自治体の水道がこのような軟水とは限りません。
浄水場で採取されている原水によっては、中には硬度100越えのかなり硬度の高い地域も存在するのです。
硬水のミネラルウォーターがお好きな方には、美味しい水と捉えられるかもしれませんが、身体にやさしい水としては、やはり軟水です。
イオンソフナーを通した、硬度ゼロの軟水は、出汁が良く出たり、お米や煮物などが柔らかくできたりと、和食に適しています。
また、蕎麦などにも浸透性が良いことから繋がりやすく、美味しい蕎麦になります。
なにより、胃腸にやさしいので、お年を召した方や赤ちゃんにも安心してお飲みいただけます。
味の好みはもちろんありますが、コーヒーや紅茶も、軟水で入れるとまろやかな味になる効果もあるのです。
さらに井戸水の場合、特に十勝地方を初めとする地域などは、比較的鉄分濃度やマンガン濃度が高く出る場合が多いのです。
鉄分や硬度の原因となるミネラル分は、確かに微量であれば身体に良いものですが、特に硬度は高すぎると、胃腸の弱い方には下痢を引き起こす原因になったりするものです。
また、近年は硝酸態窒素も問題になっています。硝酸態窒素を多量に摂取してしまう と、血液中の酸素運搬機能が低下し「メトヘモグロビン血症」と呼ばれる酸素欠乏を 引き起こす可能性があり、特にちいさなお子様には影響が大きいため、注意が必要です。
除鉄、除マンガンを得意とするイオンソフナーですが、硝酸態窒素除去に対応するモデルもありますので、ふだんあまり水の質を気にされない方も、この機会に水についてちょっと見直してみてはいかがでしょうか。
今回もちょっと宣伝が入ってしまいましたが、なんと言っても水の事になると力が入ります。(笑
安心でおいしい水のある生活は、とても快適なものです。
日本では「湯水のごとく」と言うたとえがあるように、水についてはあまり関心を持たない方も多いので、この機会にご紹介させていただきました。