眠りを覚ます

 眠りを覚ます、と言っても上喜撰ではないのですが。

 とあるところから、また本業外でエンジン発電機の相談を受けました。
 なんでも数年前から使っていなかったようですが、ガソリンの抜き取り等何も処置しないまま放置していたので、エンジンがかからなくなったようです。

 見てみると今は亡きスズキの発電機で、2サイクルエンジン、それも混合燃料であることから、もう十数年前のものではないかと思います。

 見たところ、わずかに残っていた燃料がすっかり劣化しており、これを抜き換えてキャブレターを清掃すると、一瞬かかりそうになるのですが、なかなかエンジンがかかってくれません。

 小1時間ほどあれやこれやと格闘し、ふと、スパークプラグを外して、点火状況を確かめると、明らかにおかしな点火状態でした。探してみると、熱価は異なるものの、同じ規格の新品プラグがあったので、それに換えてみると、あっさりと一発でエンジンが始動しました。

 発電も確認しましたが、問題なしで、無事復旧。

 恐らくは最近の発電機の方が、音も静かで性能も良いのでしょうけれど、数万~十数万円はするものなので、復旧できて良かったです。

 でもこれは、あくまでもイレギュラー業務でございます。
 生粋は、エンジン修理が本業ではなく、軟水器の販売が本業務でございますので、お間違えなきよう、お願いいたします。(笑