とうきび畑でつかまえて

9月に入りましたが、台風が去った影響か、今日は夏が戻ったかのような暑さでした。

私は本州住まいも長かったのですが、寝苦しい熱帯夜を思い出すと、夜には涼しくなる、北海道の気候はありがたいばかりです。

さて、やや強引に夏のイメージと言えば、私的にはこれ。青空ととうきび畑。

幼少の時代(そんな時代もあったのです)は、周りが畑や森で囲まれた、今にして思えば恵まれた環境だったのですが、当時の自分の背丈が、すっぽり埋まるほどの高さのとうきび畑は、いわば探検の場でもありました。

昨今では、生食用として、スーパーなどで販売されているとうきびは、収穫作業がしやすくなるとか、風で倒れてしまわないように、という理由で品種改良が行われ、どんどん背丈が低くなってきています。
低いものだと胸ぐらいの高さであったり、あまつさえは、地面ぎりぎりに実が付く品種もあるほどです。

そんなわけで、いまや当時のイメージに近いのは、家畜飼料用として栽培されているデントコーンでしょうか。

雲がもう、秋のそれに変わりつつあるのが、9月だなあと思ったり。