寄生なのか共生なのか

とある現場で、1本のシラカバに目が行きました。

というかこれ、シラカバだよね…?シラカバって、こんな実がなりましたっけ…?(植物に疎いんです)

近寄ってよーく見ると、シラカバに蔓が巻き付いて、そいつが実を付けていたのです。

疎いんで、その場ではなんの蔓なのかわからず、帰宅後に調べてみると、どうやらヘクソカズラっぽい。
…それにしても酷い名前ですね。ヘクソカズラって。

折ったり傷つけたりすると、臭気を発することから名付けられたらしいですが、この時は近寄っただけなので、臭いませんでした。

でもこれ、寄生なんでしょうか、共生なんでしょうか?
シラカバにメリットあるのかなあ。臭気があるから、虫とか動物が近寄らないのでしょうか。いや、却ってハエとか来そうだし。

シラカバが迷惑がっているようには見えない、と…思う…ので、共生と言うことにしておきましょう。

河童の気分

芽室町内に、JAが運営する、農家さんの直売所があります。
先日、小島社長がいらした折に、ぜひ寄ってみたいと仰ったので、お連れしました。

せっかくなので、自分用にも、と、キャベツやタマネギなどを選ぶ中、ふときゅうりに目が行きました。
決して嫌いなわけではありませんが、ふだんはあまりきゅうりなどを食べる機会がないのですが、さすがに美味しそうに見えて、さっそく購入。

料理のレパートリーなど大してないので、さっと洗って切り分け、シンプルに味噌マヨネーズソースをつけて、口に入れてみました。
…うむむ、きゅうりってこんなに美味しかったっけ?という味わい。

まあふだん食べてないから、新鮮に感じた、とも言えますが、やはり素材そのものの新鮮さと味わいなのでしょう。

これがまさに「地産地消」なのでしょうね。また買いに行かなくては。

十勝晴れ

この度、生粋が扱っている「イオンソフナー」の日本総代理店である、有限会社東和クリエイトの小島社長が来道されました。

約8ヶ月ぶりの再会でしたが、相変わらずお元気に各地を精力的に飛び回られているようです。

今回も、有意義な打ち合わせのほか、いろいろなお話しを伺うことができ、昼過ぎの帯広空港から戻られました。

今日は見事な十勝晴れで、風もおだやか。
羽田までのフライトは、きっと快適なものとなったと思います。

接近遭遇

あちこちメディアで報道されていますが、今年は熊の目撃情報が多いようです。

てか、報道されるから、目撃してもこれまで通報しなかったものが、通報件数が増えたのでは、と、思っていましたが、熊界にもニュージェネレーションの波があるようで、最近の若い熊は、これまで以上にヒトを恐れなくなっているのだとか。

先日、熊撃ちのハンターさんと話す機会があったのですが、子連れの家族の場合、雄がわなにかかったり、仕留められるのを母熊が小熊に見せて、学習させるのだそうで。当然、仕留められるのはほぼ親父熊だそうで。母は強しとか、男ってやっぱり馬鹿、ってのは、人間だけではないようですね。

そんなことも災いしてか、十勝管内にある、某ダムの管理事務所には、先月までこんな張り紙が貼ってありました。

…確かに、自動ドアは、熊かヒトかの判別はできませんものね。

なお、現在は夏場で観光客等、人の出入りが多くなって少しにぎやかになっているぶん、熊が出没しなくなったので、この張り紙はなくなったそうです。
やっぱり熊の方が頭がいいのかもしれませんね。

ちなみに私自身は、これまで6回ほど遭遇しています。

これまでは、例外なくあちらさんの方が、逃げてくれていますが。

でも、今年はすでに2回も遭遇しています。こんな年は初めてです。

秋を告げる木

いろいろ個人差はあると思いますが、秋を告げる木、と言えば、私的にはやはりナナカマドですね。あの赤い実を見ると、ああ、もう秋なんだなあ、と。

「七回釜にくべても燃え尽きない」が名前の由来とされ、その難燃性から防火材に使われることもある…と思っていたら、ナナカマドの炭は大変火持ちが良く、その炭を作るのに七日間釜にくべないといけないから、ナナマカド、という説もあるそうです。

あれだけ街路樹として植えられているのだから、あの実は何か利用できないものなんだろうか、と、無粋なことを考えていたら、あれはかなり苦くてまずいうえ、微量ながら毒物成分もあるので食べられないとか。

で、冬になり、いちど凍結するとその毒物が薄れるので、冬の間の鳥の食料となるのだそう。冬まで腐らないのは、ソルビン酸という防腐剤の成分が含まれているからで、自然とは本当に良くできているものですね。

まあ、人間がなんでもかんでも利用してしまわず、鳥の食料を残しておかねば、という、自然界の作用なのかもしれません。

季節の恵み

先日のことです。
外出先から事務所に帰ると、玄関前に枝付きの枝豆が置いてありました。
が、メモもなにもなく、モノだけが置いてあったのです。

こういうものを恵んでくれる友人、知人も(いちおう)いるので、はて、誰だろう?と、考えつく方面へ問い合わせたのですが、いずれも「うちじゃないよ」とのお返事。
友人のひとりからは「大家さんじゃないですか?」と返信が来ていましたが、これまで直接お見えになる機会がほとんどなかったこともあり、違うだろうなあ、と思い込んで、果てはご近所さんが、食生活を哀れに思って恵んでくださったのかとも思いましたが、そんなはずはなく。

翌日。

仕事現場へ向かう途中で、携帯が鳴りました。
出てみると大家さんで「昨日、枝豆置いといたから」と。
すいません、大家さん。違うだろなんて思い込んでて。

ありがたくいただきました。

で、昨日。外出先から帰ると、第二弾が玄関に。(嬉

出来るだけ早く茹でた方が良いと聞いたので、さっそく作業。

鍋いっぱいにもなって、大半は冷凍しておこうと思っていましたが。

茹で上がりのあまりの美味しさに、けっこう食べてしまいました。(笑

まあでも、取れたて、茹でたてが、味わうのにはいちばんです。

思えば、なんと贅沢なことなんでしょう。
自然の恵みと、それをいただくことのできる環境と、心優しき大家さんに感謝。

とうきび畑でつかまえて

9月に入りましたが、台風が去った影響か、今日は夏が戻ったかのような暑さでした。

私は本州住まいも長かったのですが、寝苦しい熱帯夜を思い出すと、夜には涼しくなる、北海道の気候はありがたいばかりです。

さて、やや強引に夏のイメージと言えば、私的にはこれ。青空ととうきび畑。

幼少の時代(そんな時代もあったのです)は、周りが畑や森で囲まれた、今にして思えば恵まれた環境だったのですが、当時の自分の背丈が、すっぽり埋まるほどの高さのとうきび畑は、いわば探検の場でもありました。

昨今では、生食用として、スーパーなどで販売されているとうきびは、収穫作業がしやすくなるとか、風で倒れてしまわないように、という理由で品種改良が行われ、どんどん背丈が低くなってきています。
低いものだと胸ぐらいの高さであったり、あまつさえは、地面ぎりぎりに実が付く品種もあるほどです。

そんなわけで、いまや当時のイメージに近いのは、家畜飼料用として栽培されているデントコーンでしょうか。

雲がもう、秋のそれに変わりつつあるのが、9月だなあと思ったり。

はじめてみました

ようこそ生粋のホームページへ。

このページを作成してから早半年。なんだかんだとどたばたしてブログは放置していたのですが、やっと重い腰を上げて始めてみることにしました。
と言っても、当面は毎日更新とか無理なので、気長に付き合ってやっていただけると幸いです。

およそ文才というものがありませんので、たぶんしょーもないことばっかり書くと思いますが、どうぞよしなに。

さて、8月中はどんより天気ばかりでしたが、やっとほんの少しだけ晴れ間が見えるようになってきました。
わが町芽室町を望む、新嵐山からの遠望です。

明治後期には鉄道が開通し、早くも市街地が出来ていたそうですが、当時の交通手段は自動車はおろか、道路そのものがなく、川を舟で遡っていたと聞きます。
言い尽くされた言葉ですが、この広大な土地を開拓するのに、先人はどれほどのエネルギーを注いだのでしょう。

川そして水は、時には牙をむきますが、いつの時代も人間に寄り添っていたのですね。