どっちが正しい?

 カップのアイスクリームを買うと付いてくる、ヘラありますよね。

 アイスのメーカーと、ヘラのメーカーが違うのは、無視してください。(笑

 この木ヘラ、こんなかたちをしていますが。

 どっちが持ち手でどっちがすくう方なのか、いまいちわかりにくいと思いませんか。

 今まではなんとなーく、右の丸っこい方が持ち手だと思ってました。

 でもよーく考えると逆のような気もします。
 あるいはどっちでもいいのか?

 で、たぶん、ですが、正解のヒントがありました。

 写真ピンぼけですみませんが、上は言うまでもなく、ヨーグルトに付いてくるプラスチックのスプーン。
 これを見ると、左の方がすくうほうですが、比べると形状が似ています。

 と、考えると、やっぱり右側が持ち手で、左がすくう方ではないかと、確信しています。

 しかしまあ、どっちでも食べられればいいじゃないか、という、まことにくだらない話でした。

旅の巨人

 お休み中に、道立帯広美術館で行われている、松浦武四郎展を観に行ってきました。

 北海道150年事業、松浦武四郎生誕200年記念事業だそうです。

 ご存じの方も多いと思いますが、松浦武四郎は、江戸時代後半から明治にかけて全国を旅し、ことに北海道には6度も訪れて、詳細な調査を行い「北海道」の名付け親として有名です。旅好きにとっては、大先輩に当たる人物の展示を観逃すわけにはいきません。

 さすが人気の人物展とあって、駐車場の混み具合からかなりの人出が伺えます。

 道立帯広美術館は、緑が丘公園の中、森の中の静かな環境にあるため、付近を散策している方も多く見られました。

 当然、展示物は撮影禁止なので写真はありませんが、国指定重要文化材クラスの文献などがずらり。

 特に驚いたのは、数々の地形や当時の風俗の巧みな描写能力でした。
 カメラがない時代のことです。様々なことを正確に描写できる能力がないと、調査にならなかったのでしょうね。
 当然江戸時代のことですから、移動はほとんどが徒歩。健脚であることも要求されますし、地元のアイヌと親しくなって案内をしてもらい、松前藩に虐げられていたアイヌの現状を幕府に訴えていたりもします。

 そんなわけでアイヌ文化にも強い興味を持ち、様々な風俗を記録したり、アイヌ語の辞典を作ったりもするので、語学力にも秀でていたようです。

 まさに天才。

 ロビーの床には、当時の地図が貼られており、上がってじっくり見ることができます。

 既に「十勝」の表記が見え。

 さらには「河西郡」の記述もあります。

 展示は重要文化材の展示期間制限の関係から、前期と後期に別れ、本日16日から2月11日まで後期の展示が行われます。

 展示内容もかなり変わるとのことなので、時間があればもう一度行ってみようと思います。

 北海道の歴史が垣間見える、見応えのある展示でした。

遅いけど初詣

 年も明けて半月になろうとしているのに、初詣もないもんですが、地元の芽室神社にお参りに行って来ました。
物の本によれば、初詣は本日15日まででOKだそうなのでセーフです。たぶん。

 いや、正確には2日に郷里で初詣を済ませているので、これを初詣と言うのか疑問ですが、まあ地元の神様への新年のご挨拶です。

 実際に行ったのは、休日中の13日でしたので、成人の日の前日とあって、振り袖姿のお嬢さんが親御さんと来ているのも見かけました。

 あまり神頼みはしない方ですが、今年一年平穏に過ごせますよう、お願いしてきましたが、果たして聞いてくれるものでしょうか。(笑

ぴーなっつ

 年末の帰省にかこつけて、本州の友人達に会うのを毎年楽しみにしています。

 今年は千葉の友人に数年ぶりに会うことができて、嬉しい思いでした。

 で、お土産をいただいたのですが。

 さすが甘い物好きをわかっています。(笑

 よく見るとパッケージには、顔と手足も描かれていまして。

 中身はこんな感じで、最中がちゃんとピーナッツの殻のかたちをしています。

 こしあんの中に、ピーナッツペーストがところどころ入っており、しっかりピーナッツの風味がして美味でしたね。

 …割った部分の写真を撮りたかったのですが、柔らかいので崩れてしまい、美味しさが伝わらない写真になってしまうので割愛。

 最中類はわりと好きですが、これはなかなかヒットでした。

 ごちそうさまです。

響く湖

 置戸に行って来たのですが、少し時間があったので、現場近くの「おけと湖」に足を向けてみました。

 その昔(かなり昔)は、この奥に温泉施設があったので、たまに訪れたものですが、行ってみると残念ながら既に建物ごとなくなっていました。

 氷上では、ワカサギ釣りをしているらしく、テントがふたつほど張られているのが見えます。

 さすがに釣りして遊ぶほどの余裕はありませんでしたが、湖上へ行ってみると、風で雪が飛ばされ、きれいなスケートリンク状態。
 ところどころに穴のようになっている部分が見えたので、氷が薄いのではないかと、ぎょっとしたのですが。

 テントが張られている位なので、そんなことはないだろうと、透明な部分を覗いてみると、かなりの厚みなのがわかります。

 こんな不思議な模様もありました。

 しかしここ、怖かったのは湖上にずうっと音が響いていたこと。
 地の底から響くような「ごぉーん、ごーん」という音が常に響いています。
 しかも時々「ばきっ」とか「ばしっ」という氷が割れるような音さえします。

 釣りをしていた方に伺うと、いつもこの音は鳴っているそうですが、こんなに響いているのは珍しいとの由。

 足下から響いてくるので、恐らくは上流部の川氷が、湖底の水の流れに乗って移動し、張られている氷の下でぶつかっている音ではないかと想像します。

 前述の方によれば、例年なら覆われた雪で遮音されているのが、今年はこんなに雪がないために余計に響いているのではないかとも言っていました。

 かなやま湖や糠平湖など、冬期に結氷する湖は、あちらこちら行ったことがありますが、こんな音の響く湖は初めてでした。

 自然ってすごいなあ。

新年早々恥ずかしい話

 軟水器の代理店なんぞやっておきながら、失敗なぞけしからんとお叱りを受けそうですが、新年早々実は失敗しておりました。

 まあまったくの恥さらしなのですが、注意喚起も含めて記しておきます。

 年末年始は、帰省で一週間ほど事務所を留守にしておりました。

 冷え込む十勝なので、当然水道を落として出かけたのですが。
 しかし、イオンソフナーの内部から、水を完全に抜くことは分解しない限り難しいので、内部の凍結防止に、本体のそばにオイルヒーターを点けておくのが常です。

 が。

 なぜかこのヒーターが、通電しているのに動作していませんでした。

 従って本体への通水管と、ボイラーへの温水用配管を凍らせてしまいました。
 ヒーターをチェックしてみると、その後は問題なく動作していますので、作動しなかった理由は今もって不明ですが、年末に十勝で少し大きめの地震があったので、耐震装置が働いたのかもしれません。

 ともあれ、凍結した配管を融かさないことには、水が出ません。

 配管のフレキパイプを触ってみると、少しシャリシャリという感触はあるものの、ガッチリ凍っているわけではなさそうのなので、ファンヒーターの温風を当てつつ、配管にタオルを巻いてお湯を少しずつ湿らせることで、無事解凍できました。

 今回、年始の寒波でも外気がマイナス13℃程度で、室内はマイナス1℃程度であったため、事なきを得ましたが、厳冬のマイナス20℃以下まで下がっていたら、イオンソフナーの本体バルブ(黒い箱の部分)は樹脂製ですので、最悪割れてしまう可能性があります。

 ちなみに塩タンク内の水は、もうこれ以上濃度が上がらない飽和食塩水ですので、まず凍ることはありませんが、前述のバルブ、配管等は真水ですので、凍結する危険性があります。

 「おまえが言うな」と総ツッコミされるのを覚悟ですが、どうかご使用のみなさま、冬期にご自宅を長期間留守にされる場合、また、納戸等寒い場所に本体を設置されていらっしゃる場合は、凍結にくれぐれもご注意くださいませ。

氷晶

 年が明けてから、十勝は冬らしい冷え込みが続いています。

 今朝も朝焼けがきれいでした。当然晴れの日も多いわけですが、降るよりかはもちろん寒い方が良いです。

 十勝川の岸辺へ行ってみますと。

 川岸が凍り始めていますね。

 この川幅だと、さすがに全面結氷はしませんが、岸はそれなりに凍ります。

 氷には、独特の幾何学模様が。

 こういう氷晶は、寒い冬のちょっとしたお楽しみですね。

新年最初のお客様

 年末年始のお休みをいただきました生粋も、本日から2019年の営業を開始しました。
 本年も変わらぬご愛顧をいただけますよう、改めましてよろしくお願い申し上げます。

 で、そんな朝。

 事務所の外に出ますと、視界の隅になにか動くものを感じました。

 ジャケットのポケットにカメラを入れていたので、感じた方向に向けてみますと。

 間違いありません。いつものお客様でございます。(笑

 玄関の掃き掃除をしつつ、気配を捉えようとしていますと。

 お客様も気を緩められたのでしょう。

 はっきりとお姿を確認できました。

 ちょうど隣家の方がいらしたので、この機会に伺いますと、バードテーブルの木の実を目当てに、やはりこちらのお庭によく姿を現すそうです。

 なんか新年から縁起がいいかんじがして、こんなちょっとしたことで気を良くしているのですから、我ながら単純です。

 願わくば、この調子でお仕事が来ますように。(笑

 新しい1年、がんばっていきましょう。