行き過ぎて…夏

 やっと蝦夷梅雨も明けて、昨日からは青空が広がりました。

 雨続きで、事務所庭の芝生も伸び放題。もう芝生なんだか、雑草畑なのか、の状態でしたので、芝刈りをしておりました。

 と、足下になにか見慣れぬものが。

 キ…キノコですか…。

 ええと…夏を行き過ぎて、既に秋が来ているようです。(笑

そこには駅があったらしい

 今日は夕張へ出張しておりました。
 夕張の清水沢から、三笠市の桂沢湖を結ぶ、国道452号線沿いに、鉄道車両が置いてあるのは以前から見かけていました。特に鉄分は濃くないので、これまでスルーしていましたが、今日は少しだけ時間があったので、車を停めて見てみました。

 これまで知らなかったのですが、案内看板によると、どうやら南大夕張駅の跡地で、古い客車は、地元の保存会の手で維持されているようです。
 再現されたとおぼしき乗車定員の表記は、夏と冬で人数が変わります。恐らくは、ダルマストーブを置くためでしょう。

 鉄道車両には詳しくないので、いつ頃のものかわかりませんが、木の扉と、リベット跡が残る車両外板が、かなりの古さを物語っています。そう言えば、子供の頃には、こんな車両がまだ走っていました。もちろん自動ドアなどないので、夏などは走行中でもドアを開け放して、風を入れていたものです。現在では安全面から、間違っても許されないことですね。

 驚いたことに、一部は車内も開放されて、見学できるようになっていました。
 木の背もたれが、なんとも昭和を思い出させます。

 個人的には、松本零士の名作「銀河鉄道999」を思い出すのですが。(笑
 もしかすると、深夜には、夜空へ向けて飛び立っているのかも知れません。

 鉄道マニアの方には人気と見えて、平日にもかかわらず、レンタカーや本州ナンバーの観光客が、見学に訪れていました。

 同じ敷地には、バスも保存、展示されていました。この形もなんとも懐かしいものです。

 個人的にはこのバスにかなり興味しんしんですが、その話を書くと、とめどなくなるので、ここまでにします。(笑

 そこにはかつて駅があり、たくさんの人々の賑やかな営みがあったことや、往年の夕張の盛況ぶりを、この昭和の時代にタイムスリップしたかのような貴重な資料たちが、今後も伝えていって欲しいですね。

ケショウヤナギ

 北海道の中でも、ほぼ十勝にしか生息していない樹木があるそうです。

 植物はとんと疎いので知りませんでしたが、札内川や歴舟川などに生育する、ケショウヤナギがそれだそうで、若木の木肌が白く、小枝は春先に赤く染まることからケショウヤナギの名があるそうです。
 これはその幼木。

 さらに本州では、上高地にしか生育していないとか。
 河原で生育しやすいことから、生態系に重要な役割を持っていることや、ヤナギと言えば、ネコヤナギくらいしか知らなかったのですが、何種類もの柳類があることも知りました。

 植物も奥深そうですが、記憶力悪いので、憶えられない自信だけはあります。(笑

初夏

 じめじめじめじめした天気も、やっと一段落して、待望のお日様が帰ってきてくれました。

 気温も上がって、そういえばもう初夏なんだ、と思い出してみたり。(笑

 …と、喜んだのもつかの間。

 明日からの天気予報に、再び打ちのめされるのでした。

 お日様、もーちょっとゆっくりしていってくださいよ……。

ロビンちゃん

 またもや頼まれ仕事で、地下水汲み上げ用のエンジンポンプのメンテナンスを行いました。

 と言っても大したことはしておらず、動作確認と、この後しばらく使わないとのことで、水抜きと、燃料を抜いて保管対応したくらい。

 ツルミポンプの小型モデルでしたが、コンパクトながら、なかなかの性能で、使われていたのは、小型エンジンではお馴染みのロビンエンジン。

 現在は社名も「富士重工」ではなく「スバル」なので、コーポレートマークも車のものと同じですね。

 ところが、スバルは昨年でこれら小型汎用エンジンの生産と販売から撤退してしまいました。

 小型汎用エンジンと言えば、ロビンエンジン、の世代なので、親しみ慣れたブランド名が消えてしまうのは、ちょっと寂しいですね。

五里霧中

 昨日はやっと日差しが見えたのもつかの間、今日はまた雨で、本日時点での天気予報では、実に来週火曜日までずっとどんより天気が続く模様です。

 今回の低気圧で、岡山や広島、四国では甚大な災害が起きてしまいました。被災された方には、心よりお見舞い申し上げます。

 さて、そんな先週末、土曜日に狩勝峠を越えましたが。
 ものの見事な濃霧。

 というより、まさに雲の中ですねこれは。

 7月に入り、観光客も増えてきました。
 狩勝峠の登りでは、懸命にペダルを踏む、チャリダーの姿も。

 あの濃霧の中、無事に峠越えできたのでしょうか。

 ここまで曇天が続くと、農作業にも支障が出始めていると思います。
 どなたか強力な晴れ男&晴れ女の方、お日様を呼び戻していただけると助かります。

ダムのちから

 先日、十勝川上流部へ行った話を書きましたが、その後日談。

 今回、上流部の十勝ダムには、相当量の雨水が流れ込んだようで、国土交通省が公表している川の防災情報によると、7月3日の午前8時のダムへの流入量は、実に毎秒680トン以上を記録しています。


 同時に1時間後には、125トンの放流(放水)を行っており、下流の屈足ダムでは、合わせて250トンの放流を行っています。

 先日書いた、札内川の放流で、毎秒100トンの放流だったと聞きました。

 と言うことは、今回の放流量はその2倍以上。ですが、もしダムがなければ、札内川放流の7倍近い量の濁流が上流から襲ってくることになり、橋に引っかかった流木の量を見ても、下流域の新得町から、清水町、帯広市などは大洪水に見舞われたことは、想像に難くありません。

 ダムの力ってすごいなあと、改めて感じたことでした。

ないはずの梅雨

 北海道に梅雨はない、という定説は今や通用しなくなったようで、先週金曜日から、毎日雨模様で、お日様の姿を見ていません。どこかへ旅行にでも行っているのでしょうか。

 日中流れていたラジオの気象情報のコーナーでも「気象庁が『梅雨である』と発表しないだけで、実際は梅雨です」と言っていたのも納得してしまいます。

 ふだんは穏やかな流れの、十勝川上流部も、今日はこの状態。

 ここは、以前ブログネタにもした、ここなんですが、例の橋脚に流木が溜まってすごいことになっています。

 雲も低く、近くの山を縫って流れています。

 明日いっぱいは雨が続くようですので、災害にならないことを祈ります。

 お日様、早く帰ってこないかなあ…。

早め点灯のススメ

 台風による大雨の影響で、留萌や沼田などでは、避難勧告も出たようです。
 大きな災害にならないことを祈ります。

 そんなわけで、十勝も今日は1日雨模様でした。

 日中、雨の中を出かけた際に、意外なほどヘッドライトの昼間点灯をしていない車が目に付きます。

 

 画像では(クリックして拡大するとわかりやすいです)、そこそこ明るそうに見えますが、実際にはもっと暗く感じていました。

 この画像では、対向車が連なる中、4台目に向かって来ている車の方が、その前の車よりヘッドライトを点灯しているために、目立っていることがわかります。

 ヘッドライトを点けていない方は、多分に「自分は見えているから」「まだ明るいから」と思っているのでしょうが、他の車からすれば、こんな状況では目立つに越したことはありません。

 昔々、30年くらい前の北海道では『日没30分前・早め点灯』キャンペーンを張っていて、けっこう実践されていた記憶があるのですが、いつの間にか行われなくなり、ひどいときには、完全に日没後に「無灯火」で走る車も昨今珍しくなくなってしまいました。
 昨今の車は、様々な先進装置に囲まれて、あまりにもお手軽に運転できるようになったがゆえに、自分が運転している車の状況を把握しないままのドライバーが増えたように思います。

 偉そうなことを言うようですが、自分の命を守るのは自分自身です。そして、こういったおざなりの運転は、他人をも巻き込みます。

 最近あまりにも気になるので、ちょっと書いてみましたが、もちろん「人の振り見て我が振り直せ」でもあります。

 明日からもしばらく荒天が続くようですので、どうぞみなさん、安全運転でどうぞ。