ベッドサイドに謎の扉

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 てなことで、昭和なお店のカツカレーと昭和の話と昭和感を堪能して、宿へ入りました。

 仕事だったので、もちろん観光宿などではなく、地方の普通のビジネスホテルです。

 部屋はちゃぶ台のようなテーブルしかなく、パソコン仕事がちょっとやりづらいのが残念でしたが、意外と広い。

 と、ベッドの脇になにか鉄の扉があるのに気付きました。

 なんだこれ?
 配電盤の蓋のようにも見えますが、ふつーベッド脇にこんな扉はありませんよね。てか、下がベッドにかかっているので、わずかしか開きませんし。
 まったく謎です。
 謎すぎます。

 掃除道具入れ?………いやそれ、客室にはないでしょう。
 実はトイレ?…………ちゃんとユニットバスが付いてました。
 ダストシュート?……ここからゴミを捨てろと?
 ブレーカー?…………テレビとドライヤーを同時使用すると、落ちるとか?
 緊急避難通路?………ドアの外すぐに、避難階段がありましたが。
 隠し部屋?……………昭和の時代、賭博部屋がある宿があったとは聞きますが。
 びっくり箱?…………心臓止まります。
 どこでもドア?………なぜここに。
 異世界への扉?………古都とか戦国時代とかでしょうか。
 真理の扉?……………開けて引きずり込まれたらどうしましょう。

 考えすぎて、眠れない…こともなく、朝までぐっすりでしたけど。(笑

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