今朝は、生粋事務所の外気温計で-3.9℃と、冷え込みが少し緩みました。
しかし朝方に雨も降ったらしく、昨日までの凍結路に雨が乗って緩む、最悪の状況。
ご存じのように、ガッチリ冷え込んだ方が、路面は滑りません。
なので、今朝は帯広市内の現場へ出る時に、車がすべる滑るスベる、と、受験生が聞いたら卒倒しそうな状況でした。
まあ、4シーズン目で、お役御免が秒読みのスタッドレスタイヤのせいも大きかったのですが、シーズン始めとあって、少し慎重に走っていました。
が、途中で後ろについた軽自動車が、やけに車間を詰めてきます。
夏路面ならまあ、気にするほどのものでもないのですが、何しろ先に書いたような路面状況なので、追突されたらと、ちょっとひやひやしながらの走行でした。
ドライバーは主婦らしい方でしたが、はたと思ったのは、彼女は路面の状況をどこまで把握して、運転していたのでしょう。
もしかして競技経験者で、自信を持って運転していた可能性もないとは言えないのではありますが。
比較的新しい車だったので、最新の安全装備が付いていることは間違いなく、それらの横滑り防止装置などを備えた車ですと、それはもう驚くほど高度に車の制御が入って、滑る前にアクセルを戻したり、果てはブレーキまで掛けたりします。
しかし、所詮はタイヤがグリップを失って滑り始めたら、どんな安全装備も用を為しません。
ドライバーが、路面が滑っている状況を把握できずに、いきなり限界を超えてしまったら…と、考えると、昨今の安全装備のあり方って、どうなんだろう、などということを考えてしまいました。
個人的には、スポーツ走行などで、車が滑った状態を体験しておくと、いざという時に、冷静に対応できるので良いと思っているのですが、なかなかモータースポーツは理解されづらいので、難しいところです。