赤煉瓦、と言えば、有名どころでは、道庁でしょうか。
冬の寒さに耐えうる強さから、北海道では古い建物の象徴で、昭和の時代は公営住宅尚などでもよく見かけたものですが、本州にはほとんどありません。
先日、清水町の現場に出向いた帰り、この赤煉瓦で作られた会館を見かけました。
地域の会館は、田舎ではよく見かける建物ですが、煉瓦造りは珍しい。
地元の方の手作りであろう看板も、かなりいい味を出しています。
なおかつ、かなりおしゃれに一段だけを斜めに積んでいるのも、目を引きます。
煉瓦にも様々な積み方があると、聞いたことがありますが、この建物そのものが、職人ではなく、実際ここを使う、地元の方の手によるものであろうつくりです。
そういえば、昔の酪農家では、こういう煉瓦造りの倉庫も良くありました。
会館も、いつ頃建てられたものなのかはわかりませんが、倉庫の流れで、煉瓦で作ろう、ということになったのかも知れません。今でもなお、使われている様子が伺えましたので、まだまだ活躍しそうですね。