トイトッキのトーチカ

先日、十勝川の河口へ行った話を書きましたが、その後も、河口近くの現場へ行く機会がありました。

その時、その近くにコンクリートの建造物があるのに気づいたのです。

海岸ぶちにあることと、横に開いた穴から、どうも大戦中に造られたトーチカのようです。

トーチカは、浜大樹に複数あることが知られていて、私も見に行ったことがありますが、これは1基だけで、浜大樹のそれよりも大きく、形も異なります。

もしも本土決戦となって、米軍が上陸してきたら、左右に開いた銃眼から攻撃するつもりだったようですが、幸いなことにここへ米軍が上陸することはなかったので、実際に使用されずに済んだようです。

内陸側に数メートル離れた場所に、入り口とおぼしきものがありました。

目的上、入り口が広いとまずいために、ここから這いずって入ったのではないかと思われます。

海に面した側には、なぜか祠と鳥居がありました。

それにしても、艦砲射撃にも耐えるよう、丈夫に造られたのであろうとは言え、よくぞ長い年月を風雪に耐えて建っているものです。(浜大樹のトーチカ群は、一部崩壊が始まっています)

これもまた、戦争遺構ですね。

明日11/22から23日まで、株式会社ヰセキ北海道・美幌営業所様の「ISEKI 秋の展示会」に於いて、株式会社マツクラ様ブースにて、生粋が取り扱っております、スピンフィルターを展示していただけることになりました。
ご興味ある方は、会場まで足をお運びいただけると幸いです。