ちょっと事情がありまして、珍しくJRで移動しました。
いや、珍しいどころではなく、JRなんて東京にでも行かない限り乗らないので、たぶん3年ぶりくらい。芽室駅の利用に至っては、まったく初めてのことです。
乗った車輌も含め、各車輌が運転台付きだったので、こういう車輌しか残っていないのかと思いましたが、どうも帯広で切り離して、池田行きと折り返しに分かれるためだったようです。
朝とは言え、通勤通学にはちょっと遅かったのか、車内は乗客もまばらで、なるほどこれは鉄道を維持するのも大変だなあと実感しましたね。
道路からよく見るのは単車輌ですが、これは三輌編成で先頭車両は懐かしいオレンジ色のディーゼルカー。
乗り込むと、車内には昭和があふれていました。(笑
この扇風機、まだ現役なんですねえ。
国鉄時代のJNRマークもそのままだったので、鉄道マニアが喜びそう。
窓の開閉ノブや、日よけを掛ける切り込みも懐かしい。
高校時代は、一時汽車通学もしていたので、なんとなく憶えています。
てことは、この車輌、少なくとも40年くらいは使われているということでしょうか。
ディーゼル排気と、車内の独特のにおいも懐かしいですね。
鉄道そのものは、私の場合、もうン十年前の若かりし頃、冬の北海道を旅するのに使って、懲り懲りして以来避けているのです。
何しろ当時ですら、霧多布から網走まで移動するのに、オートバイや車ならば2時間半、観光しながらでも余裕で半日の行程が、6時台の始発に乗って、網走着が20時半。接続の2時間待ちもざらで、自分にはまったく合わないな、と痛感してから、道内での移動はよほどの事が無い限り、どんな長距離でも車かオートバイで、を信条としています。
そんなわけで、帯広までの20分くらいでおなかいっぱいです。鉄道趣味を否定はしませんが、少なくとも私には無理ですね。(笑
まあ、こんな機会もそうそうないとは思いますが。