軟水器の代理店なんぞやっておきながら、失敗なぞけしからんとお叱りを受けそうですが、新年早々実は失敗しておりました。
まあまったくの恥さらしなのですが、注意喚起も含めて記しておきます。
年末年始は、帰省で一週間ほど事務所を留守にしておりました。
冷え込む十勝なので、当然水道を落として出かけたのですが。
しかし、イオンソフナーの内部から、水を完全に抜くことは分解しない限り難しいので、内部の凍結防止に、本体のそばにオイルヒーターを点けておくのが常です。
が。
なぜかこのヒーターが、通電しているのに動作していませんでした。
従って本体への通水管と、ボイラーへの温水用配管を凍らせてしまいました。
ヒーターをチェックしてみると、その後は問題なく動作していますので、作動しなかった理由は今もって不明ですが、年末に十勝で少し大きめの地震があったので、耐震装置が働いたのかもしれません。
ともあれ、凍結した配管を融かさないことには、水が出ません。
配管のフレキパイプを触ってみると、少しシャリシャリという感触はあるものの、ガッチリ凍っているわけではなさそうのなので、ファンヒーターの温風を当てつつ、配管にタオルを巻いてお湯を少しずつ湿らせることで、無事解凍できました。
今回、年始の寒波でも外気がマイナス13℃程度で、室内はマイナス1℃程度であったため、事なきを得ましたが、厳冬のマイナス20℃以下まで下がっていたら、イオンソフナーの本体バルブ(黒い箱の部分)は樹脂製ですので、最悪割れてしまう可能性があります。
ちなみに塩タンク内の水は、もうこれ以上濃度が上がらない飽和食塩水ですので、まず凍ることはありませんが、前述のバルブ、配管等は真水ですので、凍結する危険性があります。
「おまえが言うな」と総ツッコミされるのを覚悟ですが、どうかご使用のみなさま、冬期にご自宅を長期間留守にされる場合、また、納戸等寒い場所に本体を設置されていらっしゃる場合は、凍結にくれぐれもご注意くださいませ。