年の瀬

 年の瀬を迎えて、街中も人通りが増えて、ずいぶんと慌ただしく感じます。

 年々1年が過ぎるのが、早く感じるのはやっぱり加齢の影響なんでしょうか。

 そんなわけで、生粋は本日で年内の営業を終えました。
 今年1年たくさんのお世話になったみなさまに、心よりお礼申し上げます。

 帰省に入ることから、出先でブログ更新ができる器用さがないために、年内のしょーもないブログ更新もたぶん今日が最後です。

 ではみなさま、よいお年をお迎えください。

時季外れの雨+風+冷え込み=凍結

 一昨日の雪はさほどの量でもなかったとは言え、その後に来たのが、季節外れの雨でした。
 なので、たっぷりと水分を含んだ雪は、すさまじく重くて、なかなかに厳しい除雪となったのが、昨日のこと。

 しかし、昨日から今日にかけて、さらにやって来たのがこれまたすさまじい風でした。

 加えて、昨日までの暖気が一転、いつも通りの冷え込みになってしまいました。

 そうなるともう答えはひとつ。

 事務所前の路面は、ご覧の通りの凍りよう。
 結構ガッチリ固まっているので、除雪用の重機でもないと、とても削れる代物ではありません。

 かなり凸凹な上に滑るので、この上を歩くのは慎重にしなければいけません。

 道内の他地域では、暴風雪による被害も出ていると聞いているので、十勝はまだいい方なのかもしれませんが、いずれにせよ、年末の慌ただしい時期、路面状況には気を付けたいものですね。

国境を越えて

 昨日は、日中は穏やかでしたが、日が落ちてからいきなり雪となりました。夜半には冬の雷も轟いて、ベッドの中で目を覚ますほど。

 いくらイブと言っても、すでに雪はあるので、こんな演出はしなくてもいいのに。

 クリスマスが終わると、一挙に年末モードになりますが、この日本の状況はよく「節操がない」と称されます。
 しかし、調べてみると、日本のクリスマスは既に100年以上前の明治時代から行われていたそうで、日本人の宗教に対するこの寛容性が、日本では宗教戦争が起きない要因かと思うと、これはこれで良い点なのではとも思います。

 さて、昨夜は先日書いた、サンタクロースの仕事ぶり(笑)を確認してみました。


 残念ながら、北海道上空は見逃してしまい、沖縄上空でしたが、ちゃんと日本にも来てくれたようです。

 で、この後は韓国へ向かったのですが、そこで気になったのは「果たしてサンタは北朝鮮にも行くのか?」でした。

 すると…

 さすがはサンタクロース。国で差別なんかはしません。ちゃんと北朝鮮にも行ってます。

 ちなみに今朝はアフリカにいました。

 いやはや、まことにご苦労様です。

 ただ、わがやには寄ってくれた形跡がありません。良い子にはしていたつもりなんですが、巡回路に入っていなかったのか、それともやっぱり年齢制限というものだったのでしょうか。

サンタクロースを追跡する

 アメリカとカナダが共同で、北アメリカの航空と宇宙の観測や警戒をしている、通称ノーラッドという防衛組織があります。

 このノーラッド、最前線の警戒任務を行いつつも、毎年クリスマスには、組織力を総動員してサンタクロースの追跡をすることで知られています。

 わりと有名な話なので、ご存じの方も多いと思いますが、そもそもは、1955年に地元広告の印刷ミスから、ノーラッド司令部へのホットラインの番号が載ってしまい、子供達が電話をかけたことから、当時の司令長官が応答し、部下にレーダーで調べさせたのが、起源となっています。

 公式ホームページは、かなり古くから日本語版も用意されていて、クリスマス当日には、サンタが地球狭しと駆け回って、プレゼントを届ける様子が映し出されます。

 ホームページそのものは、通年閲覧が可能で、先日数年ぶりに覗いてみたら、バージョンアップされてよりいっそうコンテンツが増えていました。

 こういうことを本気でやる、洒落心ってすてきです。

結氷の川

 今日は足寄のお客様のところへ行ってきました。

 今朝は芽室でも、事務所の外気温計は-16.2℃を記録する冷え込みでしたが、足寄町の利別川水系である、足寄川もご覧の通り。

 足寄川は、足寄町市街地の東で利別川に合流しますが、源流はオンネトーかと思いきや、もっと北の伊由谷岳とフップシ岳の中間の山中が源流のようです。

 合流地点で滞留するのと、水深が浅いのではないかと思いますが、既に完全結氷状態。

 もっとも、お客様も「ここ数年暖冬が続いていたけれど、今年は昔の寒さに戻っている」と語っておられたことから、今年は特に寒いせいもあるのでしょう。

 結氷した川は、イメージ的にも「厳冬」という感じがしますね。

いつか森になる

 う~ん…。
 
 例のお客様落とし物を取りに来ませんねえ…。

 リスは埋めた木の実のことを忘れてしまい、それが発芽して、やがて森になる、というのは本当だったんですね。

 生粋事務所の敷地が、いつか森になるまで、待つとしましょうか。

 無理ですけど。

山脈の雲

 十勝西部に暮らしていると、気候における、日高山脈の恩恵を強く感じます。

 冬は平地が晴れていても、こんなふうに日高山脈頂上付近には、雲がたっぷりかかっていることから、日高山脈がいかに、雪雲を押しとどめていてくれるのか、わかりますね。

 これが北からずうっと南の端まで続いています。

 きっと山の向こうは、雪が降っているか、良くても曇りなのでしょう。
 実際に、こちらで晴れていても、日勝峠や狩勝峠を越えると、突然に吹雪いたりすることもよくあることです。

 まさに「十勝晴れ」のとおり、穏やかに晴れる日が多い、十勝の冬は気温こそ低めですが、本当に過ごしやすいですね。

見上げればそこに

 昨日のことです。夕方、図書館まで歩いて外出し、事務所へ戻る途中のことでした。

 西の空が染まってから、紺色になり始めたのを見て、ふと先日、「きぼう」が飛んでいたのもこの時間帯だなあ。と思い出したのです。
 そして、ニュースで話題になっていたのが、お医者さんの金井宣茂宇宙飛行士が、「きぼう」へ長期滞在クルーとして参加したこと。ちょうど、ロシアのソユーズで飛び立った、はず(この時点では、打ち上げ成功を聞いておりません)だなあ、とも。

 先日は、西の空から現れて、東へ飛んで行ったのだっけ…と、なにげなく、真上を見上げてみますと。

 そこには明らかに航空機よりも明るく、一定の速度で東へ飛ぶ光の航跡が。

 街中でも、こんなにはっきり見えるのだと、驚きました。
 ※写真はコンデジで、それも手持ちで撮りましたので、あくまでイメージ、くらいに捉えてください。

 十勝での、次回の観測の機会は、12月27日です。
 金井宇宙飛行士へ、応援のメッセージを込めて、空を見上げたいものです。晴れると良いのですが。

落とし物

 お客様へ。

 落とし物のご案内がございます。

 先日、生粋事務所敷地を通過された、お客様の落とし物と推察されます。

 生粋では、お預かり致しておりません。
 冬の大切な食料と思われますので、他の鳥、狐等に先を越されませぬよう、お早めにお引き取りに来られることをお勧め致します。

乱高下

 予報でも、確かにそうなってはいたのですが。

 今朝7時頃の外気温です。

 で、日中、昼過ぎ頃はこれ。

 1日でその差15℃って…。

 みなさま、気温変動で風邪など召されませぬように、お気を付けください。