事務所の廊下にドアがあるのですが。
先日、掃除の最中に、もともと閉まりの悪いドアを、力を込めて閉めましたらば。
いささか力が入りすぎてしまったようで、がしゃん、という音と共に、明かり取りの窓ガラスが割れてしまいました。
多分にガラスが古くなってもろくなっていたのと、このところの冷え込みなども絡んでいるのでは、と思っていますが、割れてしまったままでは寒いので、さっそく修理することに。
本来ならまあ、専門のガラス屋さんを呼ぶのが正しいのでしょうけれど、自力でもなんとかなりそうだったので、素人修理です。
ガラス部分は、木枠が細釘で留められていたので、これを端からそぉっとこじって持ち上げて外します。
普通にガラスを入れても良かったのですが、購入が難しかったので、最初はアクリルの使用を考えましたが、しかし、カットしてのサイズ合わせのしやすさから、ホームセンターで売っているPET樹脂板を使用しました。
名称からペットボトルと同じようなプラスチック材と思われますが、非常に透明度が高く、剛性もそこそこにはあります。カッターでカットできる加工のしやすさと、アクリル板より価格が安いという点が、決め手になりました。
てことで、さくっとカットしてはめ込み、木枠を入れ直して細釘を打って留めるとそれなりには見えます。(自画自賛)
しかしすりガラスだったものが、これは透明なため、廊下が丸見え。
なので、100均で買ってきた、目隠しシートを張り込みます。
プラ板とシートの両方に霧吹きでたっぷり水を吹き、位置合わせをしてシートを貼り、間に入っている気泡をこのスキージーというゴムベラのような道具で追い出します。
思えばその昔は、車のガラスは、今のように色付きのプライバシーガラスなどなかったので、カー用品屋さんで色付きフィルムを買ってきて、しこしこ貼ったものでした。
その経験がここで生きるとは。(笑
よーく見ると、けっこう気泡が残っていますが、全体がすりガラス状の不透明シートなので、目立たないのいいことに、これで良しとします。
ぱっと見(あくまでぱっと見ですが)はわからない程度には修理できたので、良かった良かった。