十勝のもの作り作家さんの合同展示会である、トレスアニョス展。数ある中で、個人的に気に入った作品を僭越ながら、今日もご紹介させていただきます。
やはり木工製品が多いのですが、その中で惹かれたいくつかです。
これは、オンコ(いちい)の木にこだわって作られた作品です。
オンコは、経年変化で色が変わるそうで、画像のお皿は、右が最近のもの、左は製作後20数年経過したもので、これだけ色が変わるとのこと。
これも木工作品のひとつ。
ちいさな灯りに照らされる、夜道の表現です。
が、この作家さんは、この他にも製作しておりまして。
これらはすべて建築廃材の柱を利用して作られたそうです。
圧巻なのは、一本ものであること。この林の木は、形作ったものを台に接着したものではなく、これも一本の柱材を彫刻して作られたものとか。
「焚き火」と名付けられた作品。
これも人形を台に付けたのではなく、角材を削り出して作られています。
柱をここまで削り出すのに、どれほどの労力がかかったのでしょう。
なんだか、仏像を彫る仏師のように思えてきました。
変わって、こちらの日差しにきらめくサイドテーブルの天板は、トルコタイルだそうです。
周りにちりばめられた、鮮やかなものはガラスだそうで、それも道路工事に使用されるものを、大きさを吟味して使用しているのだとか。
日差しにきらきらして、とてもきれいです。
これもまた、素晴らしいアイデアですね。
これは、パチンコの要領で、離れたネットをめがけて弾を打つゲーム。
こどもたちが夢中になっていました。
この他にもまだまだ、いろいろな作品が展示されています。
トレスアニョス展は、6月24日(日)までの、10時~18時 (※6月24日は16時まで)まで開催中です。興味を持たれた方は、ぜひ足を運んでみてください。入場は無料です。
facebookページもあります。