十勝のもの作り作家さんの合同展示会である、トレスアニョス展。数ある中で、個人的に気に入った作品を僭越ながらご紹介させていただきます。
ちなみに、これら作品の撮影とアップは公認となっていますので、念のため。
作品は、木工から彫金、革細工の靴などさまざまなジャンルに及びます。
このスプリング状の作品は、木工品ですが、面白いのは加工方法がレーザーカットだそうです。2年前にレーザー加工機と出会い、様々な作品を作っているそうで、こういったかたちは、確かに手作業では極めて困難なことから、レーザーならではの作品と言えそうです。
こちらは逆に、完全手作りにこだわって、一点一点すべて手作りの作品。
隠し箱に入っている一点を、手探りで引き出したものをプレゼント、という企画をやっていたので、挑戦してみると、独楽でした。
パネルには「入っているのは基本的に、制作が古かったり、難あり、のものですが、ごく少数当たりがあります」とあり、見たところ古そうでも難ありでもなさそうなので、当たりだったのかも知れません。
こちらは鳥をテーマにした作品。細やかな細工と色彩が見事です。
なるほど!と思ったのが額装の作品。
バックは写真で、鳥の部分がクラフト作品になっているというアイデア。
ちなみにこれらの作品は販売もされているようでした。
こちらは個人的に惹かれた作品。
更別の鉄工所さんの作品ですが、改造ジャッキや部品を組み合わせて製作された薪割り機など、鉄工所ならではのもの。作品、というより、実用品といったものですが、これはこれで良いと思います。
レバーハンドルは、手になじむように、切削加工がしてあります。
こういう機械的なものが好きなので、ちょっと惹かれましたね。
割り出し機という、内面加工をする機械を加工して作られたゲーム。
この円い台の下には、スプリングが入っており、自由に角度を変えることができます。外側の黄色い部分から金属ボールを、中心の黄色い部分まで運ぶ、というゲームですが、ボールがあちこちに当たるたび、チン、チン、と澄んだ音がします。
子供はもちろん、大人までもが夢中になって興じているのが印象的でした。
しつこいですが、これでもまだ撮った写真の半分以下なので、明日も続けさせていただきます。
トレスアニョス展は、6月24日(日)までの、10時~18時 (※6月24日は16時まで)まで開催中です。興味を持たれた方は、ぜひ足を運んでみてください。入場は無料です。
facebookページもあります。