先日、留萌市へ出張に行ったのですが、その際にちょっと不思議な地名を見かけました。
「バンゴベ」
なにかまるで謎のような地名です。
ナビ画面を拡大して、地名表示をさせると、なんと「留萌市留萌村バンゴベ」とあります。
留萌市の中に「留萌村」があるのも驚きですが、なぜに「バンゴベ」なのでしょう。
ここは、神居岩温泉の近くなのですが、アイヌ語の響きにしても、ちょっと聞き慣れた感じではありません。
あまりにインパクトのある地名だったので、調べてみましたが、あるものです。
意外なことに留萌振興局のHPにその答えがありました。
それによると、アイヌ語で下流の川を意味する「パンケベツ」が転訛して「バンゴベ」になったそう。
そう言われると、確かに浜言葉っぽい響き。
地元の浜訛りがそのまま地名になるなんて、なんだかちょっと楽しいですね。