タイヤを組み合わせて作られているこれは、なんだか宇宙人のような、ちょっとユーモラスな表情。

ずいぶんと昔からあるのは知ってはいましたが、後ろを見ると建立年が書かれており、なんと36年前の昭和57年。

よーく見ると、タイヤは懐かしいバイアスタイヤで、ホイールキャップには「COLT」の文字が。1960年代に販売されていた、三菱のコルト1000のものでしょうね。(マニアックですみません)

明治28年に作家・国木田独歩がこの地を訪れ、それを明治35年にエッセイとして発表したことを、記念したようです。

苑内はそれほど広くはなく、訪れた時は、人通りも閑散としていました。この後に、地元らしいちいさなお子さんを連れのご家族がひと組来たのみです。

石碑はありますが、所以については、何も記されたものはありません。
これだと由来がまったくわからないのでは、と余計な心配をしてしまいますが。
「空知川の岸辺」を読んだのは、20代半ばの頃、ちょっとだけ明治文学をかじっていた時期がありまして、独歩苑を知ってから、国木田独歩に興味を持って、何冊か読みました。
独歩の小説は、かなり細かな情景描写がされていることから、明治時代を感じることができて、新鮮な思いがありました。
いい時代なもので、現在では独歩の作品はKindleを使えば、主要な作品は無料で読むことができます。電子図書はあまり好きではない世代ですが、このあたりは便利だなあと、都合勝手に使っています。
今では国道沿いから、ありふれた景色として見える空知川ですが、独歩が訪れた時代は、札幌から汽車で歌志内まで行き、さらにそこから案内人を伴って、徒歩で山越えをして訪れ、深い森の雄大な自然に感動したことが描かれています。

もしも今、独歩が現代の風景を見たら、どう書くでしょうか。
今日は夕張へ出張しておりました。
夕張の清水沢から、三笠市の桂沢湖を結ぶ、国道452号線沿いに、鉄道車両が置いてあるのは以前から見かけていました。特に鉄分は濃くないので、これまでスルーしていましたが、今日は少しだけ時間があったので、車を停めて見てみました。

これまで知らなかったのですが、案内看板によると、どうやら南大夕張駅の跡地で、古い客車は、地元の保存会の手で維持されているようです。
再現されたとおぼしき乗車定員の表記は、夏と冬で人数が変わります。恐らくは、ダルマストーブを置くためでしょう。

鉄道車両には詳しくないので、いつ頃のものかわかりませんが、木の扉と、リベット跡が残る車両外板が、かなりの古さを物語っています。そう言えば、子供の頃には、こんな車両がまだ走っていました。もちろん自動ドアなどないので、夏などは走行中でもドアを開け放して、風を入れていたものです。現在では安全面から、間違っても許されないことですね。

驚いたことに、一部は車内も開放されて、見学できるようになっていました。
木の背もたれが、なんとも昭和を思い出させます。

個人的には、松本零士の名作「銀河鉄道999」を思い出すのですが。(笑
もしかすると、深夜には、夜空へ向けて飛び立っているのかも知れません。
鉄道マニアの方には人気と見えて、平日にもかかわらず、レンタカーや本州ナンバーの観光客が、見学に訪れていました。
同じ敷地には、バスも保存、展示されていました。この形もなんとも懐かしいものです。

個人的にはこのバスにかなり興味しんしんですが、その話を書くと、とめどなくなるので、ここまでにします。(笑
そこにはかつて駅があり、たくさんの人々の賑やかな営みがあったことや、往年の夕張の盛況ぶりを、この昭和の時代にタイムスリップしたかのような貴重な資料たちが、今後も伝えていって欲しいですね。
またもや頼まれ仕事で、地下水汲み上げ用のエンジンポンプのメンテナンスを行いました。

と言っても大したことはしておらず、動作確認と、この後しばらく使わないとのことで、水抜きと、燃料を抜いて保管対応したくらい。
ツルミポンプの小型モデルでしたが、コンパクトながら、なかなかの性能で、使われていたのは、小型エンジンではお馴染みのロビンエンジン。
現在は社名も「富士重工」ではなく「スバル」なので、コーポレートマークも車のものと同じですね。

ところが、スバルは昨年でこれら小型汎用エンジンの生産と販売から撤退してしまいました。
小型汎用エンジンと言えば、ロビンエンジン、の世代なので、親しみ慣れたブランド名が消えてしまうのは、ちょっと寂しいですね。
昨日はやっと日差しが見えたのもつかの間、今日はまた雨で、本日時点での天気予報では、実に来週火曜日までずっとどんより天気が続く模様です。
今回の低気圧で、岡山や広島、四国では甚大な災害が起きてしまいました。被災された方には、心よりお見舞い申し上げます。
さて、そんな先週末、土曜日に狩勝峠を越えましたが。
ものの見事な濃霧。

というより、まさに雲の中ですねこれは。
7月に入り、観光客も増えてきました。
狩勝峠の登りでは、懸命にペダルを踏む、チャリダーの姿も。

あの濃霧の中、無事に峠越えできたのでしょうか。
ここまで曇天が続くと、農作業にも支障が出始めていると思います。
どなたか強力な晴れ男&晴れ女の方、お日様を呼び戻していただけると助かります。
先日、十勝川上流部へ行った話を書きましたが、その後日談。
今回、上流部の十勝ダムには、相当量の雨水が流れ込んだようで、国土交通省が公表している川の防災情報によると、7月3日の午前8時のダムへの流入量は、実に毎秒680トン以上を記録しています。

同時に1時間後には、125トンの放流(放水)を行っており、下流の屈足ダムでは、合わせて250トンの放流を行っています。
先日書いた、札内川の放流で、毎秒100トンの放流だったと聞きました。
と言うことは、今回の放流量はその2倍以上。ですが、もしダムがなければ、札内川放流の7倍近い量の濁流が上流から襲ってくることになり、橋に引っかかった流木の量を見ても、下流域の新得町から、清水町、帯広市などは大洪水に見舞われたことは、想像に難くありません。
ダムの力ってすごいなあと、改めて感じたことでした。