先日、釧路を訪れた帰路、うっかり道東道の阿寒ICから乗るのを忘れたので、次の庶路ICに向かいました。
ICはかなり人里離れた山中にあり、IC奥に駐車帯があったので、これ幸いと乗り入れますと。
なんか「ギャオーン」とけたたましい叫び声が聞こえてきます。
その姿、以前なにかの情報サイトで見た記憶があります。
オオカミの姿を模した、野生動物の侵入防止装置で、その名も「スーパーモンスターウルフ」。
こんなところで現物にお目にかかれるとは。
確か開発したのは、道内の企業だったはずです。
おどろおどろしい形態は、野生動物に刷り込ませる効果を狙ったのと、商品的なインパクトを狙ったものだと聞きました。
後続車がいないのを確認して、ゆっくりICを通過してみますと、センサーが反応して、このように目が赤く光って首を振り、大きな音を発します。
なにか子供だましのようですが、動きと夜間はフラッシュ発光、そして音声がオオカミなどの声や発砲音などのほか、人間が叫ぶものなどランダムに何種類も換えられるので、動物が慣れることがないとか。
広大すぎる北海道より、本州での害獣撃退実績が多かったような気もしますが、道内でもしっかりお仕事していますね。
今のところ試験運用で効果の確認をしているようですが、鹿など野生動物の高速への侵入は、大事故も誘発しますので、ぜひとも活躍して欲しいものです。
ただひとつ残念だったのが、この時流れた音声が「ギャオーン!」だけで、「おまえだけは許さない!」(本当にこういう音声があります)が聞けなかったことですね。(笑