週末は、またライヴを聴きに行って来ました。
道内各地で活動を続けているユニット、TrrsDiasParto(トレス・ディアス・パルト)さんのライヴです。
メンバーはフルートの大島さん、ピアノの橘田さん、そしてカホンの佐藤さん。
この3名からなるユニットの名前「トレス・ディアス・パルト」とは、スペイン語で「3日生まれ」のことだそうで、このお3方とも、月は違えど生まれ日が3日なのだそうです。
今回は、5枚目となるアルバム「ヴィアヘス」発売記念のライヴなのでした。
当初フルートと聞いて、穏やかなスローテンポの曲が中心なのかと思いきや。
これがいい意味で予想を裏切る、激しいラテンのリズム。
フルートって、こんなに力強い音を奏でるのだと、驚きです。
これがピアノの爽やかな音と、そしてカホンのリズムに乗って、実に素晴らしい演奏でした。
中でも、カホンは、ちゃんと聴いたのはたぶん初めてに近いのですが、あまりに多彩な音を奏でるので、最初はシーケンサーと連動した電子楽器なのではと思ったほどです。
しかし、演奏者の佐藤さんに伺うと、まったくのアナログな楽器なのだそうで。
さらには、こんな楽器も披露してくれました。
なんとも摩訶不思議な形のこの楽器「ハンドパン」と言うそうです。
まだ登場して20年ほどしか経っていない新しい楽器なのだそうですが、その形状同様、奏でられる音も、なんとも幻想的なものでした。
なお、6月にはハンドパンをメインとしたCDが発売され、9月にはハンドパンのライヴツアーを行うそうです。
このところ、ちょっと精神的に疲れ気味でしたが、まさに癒やされるライヴだったのでした。