先日のMOやらフロッピーやらを処分したのですが、その際にさらに懐かしいフロッピーを見つけてしまいました。
それこそ今の若い方は知らないと思いますが、パソコン普及以前に使われていたワードプロセッサ、通称ワープロのものです。
思えばこれ以前にもらいもののワープロを使っていて、それが、今ではスマホ以下の三行くらいしか表示されない、普及初期のモデルだったので、その後購入したのを憶えています。
当時としては一般的になったノート型で、画面は大きかったものの、印刷は今では絶滅した感熱紙でした。
当時としては、パソコンが普及しつつあったものの、まだまだワープロが優勢で、いまやキーボードが珍しくない時代になりましたが、文字を書くのではなく「打つ」のは、ワープロの普及によって一般化したのだと思います。
蛇足ですが、当時インターネットはもちろんなく、「パソコン通信」が出始めた頃。で、ワープロになんとモデムが内蔵されていて、電話線を繋げるとパソコン通信ができる、と言うモデルもあって、かなり心惹かれたのですが、実際にパソコン通信を始めている友人から、「パソコン通信をやるならワープロではなく、拡張性のあるパソコンの方が絶対にいい」と言われ、購入を見送ったのを思い出します。
実際このワープロも数年でパソコンに移行し、使われなくなりました。
そんなフロッピーをなんで取っていたのか、自分自身にツッコミを入れたくなりましたが、恐らくはフォーマットすればパソコンでも使えるため、取っておいたのだと思います。
まあ、それ自体を忘れて今ごろ見つけ出すあたり、事務所に訪れるお客様のことを笑えません。(笑