イオンソフナーは、使用水量や日数によって再生を行う必要があります。
「再生って自分でやらなくちゃいけないの?」と思った方、どうぞご安心を。
イオンソフナーは使用状況を自分で判断し、自動的に再生を行う機能を持っています。
ユーザー様が行うのは、再生用の塩を補充するだけ。
※井戸水などで前処理フィルターをお使いの場合、フィルターのメンテナンスが必要な場合もあります。
よく誤解されるのは「イオンソフナーを使うと、処理水に塩水が混じるのでは?」とか「常に塩水が流れ出るのでは?」といったものです。
ご安心ください。
イオンソフナーが塩を必要とするのは再生の時のみなのです。
塩水は再生時の排水のみで、常時塩水が流れ出るわけではありません。もちろん、処理水に塩水が混ざることはありません。
再生に使用する塩水は「飽和食塩水」つまり、もうこれ以上塩は融けない濃度なので、塩が融け残っているのが正しい状態です。
上の画像を見ていただくと、塩タンク内の水の底に塩の粒が見えると思います。タンク内にもしこの塩の粒が見えなければ、塩が残っていない可能性がありますので、すぐに補充してください。補充しないと正しい再生が行われない可能性があります。
なおこの画像は、塩の状況がわかりやすいよう、投入する塩の量をわざと減らして撮影しています。
再生行程が始まると
このようにタンク内の塩水が機器によって自動的に吸い上げられ、樹脂タンク内に送られて再生作業をします。
そしてここからがイオンソフナーのポイントです!
再生行程が終了すると
このように、イオンソフナーが次回の再生に必要な量の水を、タンク内に自動で溜めるのです。しかもこの水は、再生に最も適した軟水化された処理水なのです。
ちなみにイオンソフナー・ウオーターボスに最大保管量である
40㎏の塩を入れた状態がこちら。
ここまで塩が入っていると、再生時に水が入ってこないのでは?と思われるかもしれませんが、ご安心ください。水はタンクの下から染み出すように注水されるのです。
ただし
湿度の高いときなどは、保管している塩が固まってしまう場合もあります。
その場合はこのように、木の棒などで軽く塩の表面を突いて崩してやってくださいね。
なお、再生に使用する塩は、ナトリウム98%以上の純度を持ったイオン交換樹脂の再生に適した純正塩を強く推奨します。
純正塩の成分は、食品用に使用している塩を100%原料(添加物を一切含まない)としていますので誤って口に入ることがあっても人体への影響はありません。
ならば市販の食塩でもいいのでは?と思ってしまうかもしれませんが、食塩はナトリウムの他にミネラル分などが加えられており、十分な再生が行えずトラブルの要因になる場合もありますので、純正塩をご使用ください。
塩タンクの中でも固まりにくい結晶塩で、溶けやすく効率の良い再生が行えるのです。
いかがでしたでしょうか。
この他にも疑問等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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