ブラックベリージャム

 仙台在住の友人から、手作りジャムが送られて来ました。
 自宅庭で栽培している、ブラックベリーを摘んだものです。

 市販のジャムのようにくどくなく、程良い甘さがさわやかで、朝はトーストの我が家にはジャムは欠かせないので、本当にありがたいものです。

 市販のジャムの多くは、かなり砂糖の量が多く、甘い物好きでもちょっと続けて食べると飽きてしまいますが、あれは防腐対策なのでしょうかね。あるいは子供受けを考慮しているのか。

 市販のジャムより緩やかなこともあり、トーストのお供意外に、ソーダ水で割るとこれがまた美味い。

 お盆も過ぎて、北海道の短い夏ももう終わり。
 はじける夏の名残を味わいましょうか。

愛は風まかせ

 11日の土曜日は、足寄のお客様のところへ訪れていたのですが、その帰り道、国道上で熱気球と遭遇しました。

 そう言えばこの日は、上士幌のバルーンフェスティバルの日だったのを思い出し、ちょっとだけ会場を覗いてみました。

 ちょうどお昼時だったのですが、この時間帯は基本的に参加気球は競技飛行中なので、会場にはいません。

 恐らくは午後からの体験搭乗用ではないかと思われる機体が、準備中でした。

 会場内のステージでは、ちょうどSTVラジオの公開録音が始まっており、ゲストは五十嵐浩晃氏。
 一曲目は懐かしい「愛は風まかせ」で、氏のライブを見るのは初めてでしたが、伸びやかで透明感のある歌声は、昔聴いたままで、思わず聞き惚れてしまいました。

 そしてなんと、ライブ中に飛行中の気球が通過するではありませんか!

 恐らくは風を読み誤って、高度を下げすぎたのではないかと想像しますが、会場のざわめきに氏も「え?なに?気球が通過してるって?ステージからじゃ見えないんだよっ!」とトーク。仕込みではないのかと思うほど見事なタイミングでした。
 さすが風まかせの気球です。(笑

 ライブは1時間ほど行われたようですが、残念ながら仕事が残っていたので、やむなく会場を後にしました。

 曇天だったのが少し残念でしたが、ひさしぶりに気球を見られて、楽しかったですね。

 なお、このライブの模様は、8月26日の11時から、STVラジオで放送されるようです。ぜひ聴いてみてください。

 さて、お盆期間中です。生粋も明日14日から16日まで、お盆休みをいただきます。
 道内はあいにくの雨模様の予報ですが、お出かけになる方は、どうぞお気を付けてお過ごしください。

鉄路が消えた町

 先日、仕事で留萌に行く機会がありました。
 その際に少し時間があったので、足を伸ばして増毛を訪ねてみました。

 増毛はなんどか訪れていますが、鉄道がなくなってから行くのは初めてです。

 増毛駅の駅舎はそのまま残され、内部も改装されたらしく、売店などがありました。

 ホームと線路もそのままですが、ここに列車が来ることは、もう二度とありません。

 鉄路がなくなって閑散としているのかと心配していたのですが、平日にもかかわらず、意外なほど人出があって、思いの外賑やかでした。
 シーズンなこともあるのか、観光客が多く、最近多いインバウンドではなく、日本人の観光客で賑わっているのが印象的でした。

 増毛は道内でも、好きな場所のひとつなので、賑わいがあったのは嬉しい思いですね。

 これは旧増毛駅前にあったバス停。

 ここも萌絵ですか…。(笑

 今回は仕事途中での立ち寄りでしたが、いつかまた、のんびりと訪ねてみたいものです。

おいしくてつよくなる

仕事で出向いた先で「いかがですか?」と勧められました。

 基本、甘いものは断れない性分なので、遠慮なくいただきましたが、普通のクッキーなのかと思いきや、よく見たら懐かしのビスコでした。

 それも、最近はバニラとかカフェオレ味とかも出ているんですね。昔は完全に幼児向けのお菓子だったような気がしますが、これはパッケージも含め、大人世代にも向けた商品のようです。

 久しぶりに食べたビスコは、なかなかにおいしかったのですが、いい大人の場合、何が「つよくなる」のでしょうか。
 年齢で衰えた体力とか、日々に疲れた精神とか、あるいは発酵成分が入っているので、胃腸とかでしょうかね。(笑

恐怖の羽音

 昨日蜂の話を書いたことで、思い出したのですが、先月のことです。

 十勝のとある現場で、仕事中のことでした。

 人家から遠い樹林帯の中だったのですが、ちょっと生理現象を催してしまい、林の中に入って用を足すことにしました。(尾籠な話ですいません)

 用を足し始めた、その数秒後です。「ブゥーーーンッ」という不気味な重低音が辺りに響きました。
 瞬間、全身に緊張が走ります。間違ようのないこの音は、奴です。

 即座に身体を硬直させ、眼球だけを動かして確認してみると、いました。

 そうです。オオスズメバチです。

 飛んでいる時のオオスズメバチは大きく見える、とは言うものの、優に2㎝を越える、巨大な個体が腰の辺りを飛んでいました。

 これはまずい、と用足しを中止し、そおっとファスナーを上げて身体を動かさないようにしました。

 二酸化炭素もなるべく出さない方がいいのかなあと、呼吸すらも止めてじいっとしていたのですが、奴は腰から胸、頭、とぐるぐる周りながらゆっくり飛び回っています。

 恐らくは近くに巣があるエリアに、知らずに足を踏み入れてしまったのでしょう。明らかに警戒している状態です。

 頭の上まで来たら、今度はスキャニングするかのように、今度は下へ下がって行きます。
 ここで動いたら攻撃されるのは目に見えているので、逃げたい気持ちをぐっと抑え、持久戦に持ち込みます。とにかく動いたら負けです。

 しかし奴もしつこく、止めた呼吸が苦しくなってきたくらいなので、1分以上警戒を解いていません。
 足下まで下がった隙に、素早くひと呼吸して、再度息を止めます。

 いいかげんにしろよなー、と、思い始めた頃、やっと羽音が離れていきました。

 いやあ、長かったですね。
 熊にも遭遇したことがありますが、恐怖心はその時の比ではありません。
 なにしろ距離感が半端なく近く、動いたら攻撃してくるし、その毒が強烈なのですから。

 近くに止めていた車には、救急キットは積んでありましたが、この時はアナフィラキシーショック用のエピペンは積んでおらず、周りに人もいなかったので、刺されていたらどうなっていたやら。

 間違いなくここ何年かで、怖かったこと第一位でした。

飛んで車に入る夏の虫

 エアコンというものが、比較的苦手なので、よほどの暑さにならない限り、車に乗る時は窓を開けて風を入れています。

 が、この時期あるあるなのが、飛んで火に入る…ではなく、飛んで車に入る夏の虫。

 入ってきた羽虫の類いって、なぜか窓を全開にしてもなかなか出て行きません。

 先日は、クマンバチが飛び込んで来て、助手席で休んでました。あの、ここ、休み処ではないんですが…。(笑

 クマンバチならおとなしいので、かわいいものですが、実は数年前、窓から飛び込んできて膝の上に落ちたミツバチが、びっくりしたのかそのまま刺しやがったことがありました。
 幸い、アナフィラキシーショックにもならず、腫れもすぐ引いたので事なきを得ましたが、考えてみると、あれがオオスズメバチだったらと思うとちょっとぞっとします。

 でも、夏のこの時期、窓を開けて風を入れて走るのはやめられないのですが。

シャンシャン颱風

 颱風13号が発生し、日本へ向かっているようです。

 今回の予想も、ご丁寧に関東甲信越を直撃してから北上し、東北、北海道を経由するというもの。
 予想通りなら、北海道も盆前の忙しい時期に、来ることになってしまいます。

 ところでこの颱風、「サンサン」という名前が付いています。
 颱風なのにサンサン、とはなんの冗談かと思ったら、香港名で女の子の名前だそうで、「SHANSHAN」と書くらしい。なので正確には、多分にパンダと同じ「シャンシャン」と発音するのではないかと憶測しています。

 ちなみに颱風の名前は、日本を含む14カ国が参加する、台風委員会が順番に付けているそうです。

 いずれにせよ、どうか今回の予報が外れて、各地への被害がないことを祈ります。

駆け足で

 夕刻、空を見上げてみますと。

 雲がきれいでした。

 でももう、夏というよりも、秋空のそれのようです。

 暑いだ何だと言っても、北海道の夏は、もうすぐ駆け足で、ああっという間に過ぎ去ってしまいます。

 でも、個人的にはもうちょっとだけ、足踏みしていて欲しいですね。(笑

かぶりつき

 録画しておいた、深夜の音楽番組を見ていますと。

 なんか、つつつーと、上から降りてくるのがいます。

 で、ここでぴたりと静止。

 思わず「そこかよ!」と声をかけたら「あ、邪魔っすか?すいませ~ん」と言うかのように、またつつつーと、上へ。

 もしかして、スタレビのファンなの?(笑

※嫌いな方、ゴメンナサイ

眠りを覚ます

 眠りを覚ます、と言っても上喜撰ではないのですが。

 とあるところから、また本業外でエンジン発電機の相談を受けました。
 なんでも数年前から使っていなかったようですが、ガソリンの抜き取り等何も処置しないまま放置していたので、エンジンがかからなくなったようです。

 見てみると今は亡きスズキの発電機で、2サイクルエンジン、それも混合燃料であることから、もう十数年前のものではないかと思います。

 見たところ、わずかに残っていた燃料がすっかり劣化しており、これを抜き換えてキャブレターを清掃すると、一瞬かかりそうになるのですが、なかなかエンジンがかかってくれません。

 小1時間ほどあれやこれやと格闘し、ふと、スパークプラグを外して、点火状況を確かめると、明らかにおかしな点火状態でした。探してみると、熱価は異なるものの、同じ規格の新品プラグがあったので、それに換えてみると、あっさりと一発でエンジンが始動しました。

 発電も確認しましたが、問題なしで、無事復旧。

 恐らくは最近の発電機の方が、音も静かで性能も良いのでしょうけれど、数万~十数万円はするものなので、復旧できて良かったです。

 でもこれは、あくまでもイレギュラー業務でございます。
 生粋は、エンジン修理が本業ではなく、軟水器の販売が本業務でございますので、お間違えなきよう、お願いいたします。(笑